亡くなった人の部屋の片付けは業者へ依頼が正解【自分でやると後悔する！？】

亡くなった人の部屋に残された物は、基本的には遺族が片付けなければいけません。しかし、家族が少なかったり大きな家具や家電が多く残っていたり…自分一人ではどうしても解決できないときはどう処理をすれば良いのでしょうか？

• 結論から言うと、遺品整理はプロにお任せするのがベターです！無理して一人で行う必要はありません。自分でなんとかしようとすれば、かえって後悔することも…。

そこでこの記事では、亡くなった人の部屋の片付けを業者に依頼すべき理由や選ぶうえでのポイントなどを解説していきます。

この記事で分かること

これから業者へ依頼しようと検討している方は、ぜひ参考にしてください！

亡くなった人の部屋の片付けは業者に依頼すべき理由

冒頭で述べた通り、亡くなった人の部屋の片付けは業者に依頼するのが正解です。その理由は下記の4つ。

業者に依頼すべき理由

遺品整理を短時間で済ませられる

故人の住居に残された物をすべて自分一人で整理しようと思えば、とても多くの時間を要します。

物の量や数にもよりますが、ワンルームでも1週間、一軒家なら最低でも2週間以上は目安としてかかるでしょう。

しかも故人の家が遠方にあるのであれば、一度に作業できる範囲にも限界があります。そうすると遺品整理の完了に1年間を費やす可能性も十分あるでしょう。

大型家具の運び出しも苦労しない

故人の家には、冷蔵庫や洗濯機、タンスなど…大型家具・家電も運び出さなければいけません。

これらの家具・家電は、数人が協力してやっと持ち運び出せる物であり、怪我のリスクも伴う危険な作業です。また持ち運びに不慣れで、壁にぶつけるなどして破損させる可能性もあるでしょう。

遺品整理業者への依頼によって、そうしたリスクを回避できます。

相続や空き家について専門家に相談できる

遺品整理業者が行ってくれるのは、遺品整理だけではありません。

遺品整理に付随する不用品の処理や遺品供養、ハウスクリーニングなど、さまざまな作業を依頼できます。故人の住居が持ち家だった場合、売却や解体といったその後についても相談できる業者も少なくありません。

中には『 遺品整理110番 』をはじめ、相続などの法務手続きを代行してくれる業者も。このように、遺品整理業者へ依頼すれば、トータルでサポートしてもらえるのです。

遺品買取をお願いできる可能性がある

遺品整理を行うと『自分を含む遺族は誰も欲しがらないけど、買取はしてもらえそう』な物を発見できるかもしれません。

そうした品は通常、買取専門店やリサイクルショップに持ち運んで査定してもらいますが、持ち運びが大変であったり大型で持ち出せなかったり…面倒に感じる方も多いでしょう。

• ただ遺品整理業者へ依頼すれば、遺品買取まで行ってくれる場合があります。

遺品整理を依頼する業者を選ぶ5つの秘訣

プロへの依頼が正解とはいえ、どんな業者でも良いわけではありません。重要な作業を任せるからこそ、下記で挙げた5つの選ぶ秘訣を必ずおさえてください。

業者を選ぶ5つの秘訣

Point1：遺品整理士が在籍しているかチェックする

業者を選ぶうえで最も大切なポイントは、遺品整理士の在籍有無。

遺品整理士とは、一般社団法人遺品整理士認定協会の遺品整理士養成講座を受講して認定をもらった遺品整理に関わる取り扱いや法規制の基礎を習得した人を指します。

もし在籍していない業者を選んでしまうと、下記のようなリスクが想定されるでしょう。

故人の思いを汲み取らず行われる可能性が高いため、まず遺品整理士の人材有無は確認してください。

Point2：必要な許可を取得しているかチェックする

また、安心材料として必要な資格を取得しているかどうかも大切です。

例えば、一般家庭から出る不用品を一般廃棄物として処理するためには『一般廃棄物収集運搬業許可』を取得していなければいけません。資格なしで処理した場合は法律で罰せられてしまうため、注意する必要があります。

なお、会社で持っていなくとも、所持した業者と提携できているなら問題ありません。

Point3：遺品整理業者の依頼にかかる相場を把握しておく

『業者に依頼したいけど、少しでも料金はおさえたい』と費用面を気にする方は多いはず。しかし大体の料金相場がわからなければ、適正なのかどうか判断できません。

遺品整理の料金相場は、部屋の間取りや作業人数、遺品の量などによって変動するため、下記にまとめました。

間取り	料金相場	作業人数	作業時間
1R〜1K	3〜8万円	1〜2人	1〜3時間
1DK	5〜12万円	2〜3人	2〜4時間
1LDK	7〜20万円	2〜4人	2〜6時間
2DK	9〜25万円	2〜5人	2〜6時間
2LDK	12〜30万円	3〜6人	3〜8時間
3DK	15〜40万円	3〜7人	4〜10時間
3LDK	17〜50万円	4〜8人	5〜12時間
4LDK	22〜60万円	4〜10人	6〜15時間

大体の相場感を把握しつつ、実際の料金プランやサービス内容と比較して適正価格であるか確認してみてください。

Point4：サービスの対応範囲を確認しておく

遺品整理を業者に依頼する心理として『やり方がよく分からない』『面倒くさいから任せたい』といった考えがあるでしょう。それは遺品整理に付随する不用品の処理や梱包、遺品供養やハウスクリーニングなども同様です。

業者の中には、こういった遺品整理以外の業務も巻き取れるところは少なくありません。遺品整理だけでなくトータルでお願いしたいと考えているのであれば、サービスの対応範囲を確認しておきましょう。

ちなみに対応範囲は作業だけでなく、エリアにも言えます。関東や関西といった一部地域だけではなく、全国に対応した業者選びを検討しましょう。

Point5：実績が豊富であるかを確認する

遺品整理業者を選ぶにあたって、やはり実績は欠かせません。

亡くなった人の部屋の片付けにおすすめの業者3選

それでは、亡くなった人の遺品整理で選びたい業者を厳選して3つ紹介します。

遺品整理で選びたい業者3選

遺品整理110番

まず紹介するのは、税込16,500円から利用可能な基本プランを提供している『 遺品整理110番 』。

公式サイト	https://ihinseiri110.com/
提携業者数	1,000社以上
サービス内容	遺品の仕分け、分別・梱包、不用品処理、法務手続き代行、廃車手続き代行など
電話番号	0120-849-120
受付時間	24時間365日
運営会社	シェアリングテクノロジー株式会社
本社所在地	愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F
創業	2006年11月

部屋にある物の仕分けから分別、梱包、不用品の処理、簡易清掃など遺品整理に関わる業務をトータルでお願いできます。また、オプションをつければ遺品供養やハウスクリーニング、特殊清掃、法務手続き代行なども対応可能。

オプションに関しては追加料金がかかるものの、キャンセル料や出張料において費用はかかりません。全国対応しているため、どのエリアにいても安心して依頼できるでしょう。

24時間365日対応していますので『すぐに片付けたいし安くおさえたい』と考えている方はぜひ相談してみてください。

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EMEAO！（エミーオ）

続いては、あなたの要望や条件に応える専任のコンシェルジュがつく『 EMEAO! 』。

公式サイト	https://emeao.jp/organize-relics-lp2/
提携業者数	1,000社以上
サービス内容	貴重品の捜索、遺品の査定・買取・処分、遺品の供養、特殊清掃、不動産売却サポートなど
電話番号	0120-130-358
受付時間	平日9:00～18:00
運営会社	株式会社doubLe
本社所在地	東京都新宿区西新宿1-22-15 グラフィオ西新宿12F/13F
創業	2008年1月

遺品の中から残したいもしくは捨てる物に対してこだわりがあると、なかなか依頼しづらい側面があるかもしれません。しかし『 EMEAO! 』なら、最短2分のコミュニケーションでピッタリな業者の候補を最大8社ご紹介。

しかも『 EMEAO! 』に登録可能な業者はすべて第三者機関の審査が必要であり、登録後の評判や口コミで問題があると認定された業者は一切紹介されません。

それだけ徹底された紹介制度を無料で提供しているため、非常に安心感があります。

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ライフリセット

『 ライフリセット 』は、年間3,000件の実績と満足度99％を誇る遺品整理業者です。

公式サイト	https://life-reset.assist-life-service.com/
提携業者数	1,000社以上
サービス内容	遺品の査定・買取・処分、指定場所への遺品配送、大型家具の解体、特殊清掃など
電話番号	050-3196-3828（通話料有料）
受付時間	24時間365日
運営会社	株式会社アシスト
本社所在地	東京都渋谷区渋谷3-28-15 渋谷S野口ビル10F
創業	2013年2月

全国各地に加盟スタッフを配置しており、24時間365日の電話相談と問い合わせから24時間以内の迅速な出張見積もりが可能。

他社よりもお手頃な金額提示を心がけているため、他の業者から事前に取った見積もりを伝えれば値引き対応をしてくれる可能性もあります。

費用を少しでも安くおさえつつ、早く対応してほしい場合は検討しましょう。

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遺品整理を業者に安く依頼するためのコツ

最後に、業者に遺品整理を安く依頼するためのコツについてお伝えしていきましょう。

安く依頼するためのコツ

必ず複数の業者から見積もりを取る

まず、遺品整理の見積もりは 必ず複数の業者 から取得してください。

当然ですが、料金やサービスの対応範囲は業者によって大きく異なります。そこで初めから一社に絞ってしまうと『こっちの業者にすればもっとお得だった』と後悔しかねません。

もちろん、価格の安さ以外にも実績やスタッフによる対応の丁寧さといった観点も大切なポイントですので総合的に判断しましょう。

自分でできる範囲の遺品整理を済ませる

自分が片付けられる範囲でゴミ処理や不用品の処分を行っておくと、料金が安くなる可能性も。

遺品整理を依頼するときの料金は、部屋の広さや遺品の量、作業人数などによって変動します。よって遺品の数や量をグッと減らせれば、料金もおさえられるかもしれません。

明らかにまだ使用できそうなものは買取やリサイクルに出したり、形見分けで遺族に渡したりとできる範囲は済ませておくと良いでしょう。

期日に余裕を持たせて早めに依頼する

そして、賃貸明け渡しや各種手続きの期日からは余裕を持った依頼も大切です。

『自分でできる範囲の遺品整理を済ませる』でも触れましたが、遺品整理を依頼する料金は作業人数によっても変動します。つまり、人数が増えれば増えるほど料金が嵩む可能性があるでしょう。

もし期日に余裕を持たずに依頼すると、多くの遺品を短時間で整理しなければならず、その分多くの人数をかけなければいけません。

そうなれば自ずと人件費が高くなり、料金に反映されてしまいます。さまざまな期日から逆算して余裕を持って依頼しましょう。

まとめ：亡くなった人の部屋の片付けはプロの業者にお任せしよう！

繰り返しとなりますが、亡くなった人の部屋を片付けるなら専門家である業者に依頼してください。遺品整理を最小限の時間とエネルギーで済ませられます。

実際、ゴミの処理や法務手続きなど、きちんと知識がないとできない作業も少なくありません。

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