遺品整理を業者にお願いしたいけど、なるべくお金はかけたくない・・・
遺品整理を自分たちだけで終わらせるのはとても大変です。そんなときに頼りになるのが遺品整理業者。とはいえ、片付けを業者に依頼したくても、どのくらい整理費用がかかるかわからないと不安に感じてしまうでしょう。
- 結論、遺品整理費用を安く抑える方法はあります。そこで今回は、遺品整理業者の料金について以下のテーマについて詳しく解説します。
この記事から分かること
- 遺品整理の料金相場
- 遺品整理費を安くする3つの方法
- 遺品整理業者に安く依頼する5つのコツ
業者に依頼する費用を抑えることはもちろん、信頼できる業者の見つけ方まで解説しているのでぜひ最後までお読みください。
遺品整理の料金相場は?
まずは、業者に依頼したときの料金相場を知っておきましょう。
遺品整理にかかる料金は、部屋の広さや不用品の量などの要素で決まります。部屋数が多ければ多いほど費用が高くなる傾向にあるものの、それだけで料金が決定するわけではありません。
間取りごとに整理費用の相場を見てみましょう。
間取り | 料金相場 |
---|---|
1R・1K | 30,000円~80,000円 |
1DK | 50,000円~120,000円 |
1LDK | 70,000円~120,000円 |
2DK | 90,000円~250,000円 |
2LDK | 120,000円~300,000円 |
3DK | 150,000円~400,000円 |
3LDK | 170,000円~500,000円 |
4LDK以上 | 220,000円~600,000円 |
- 同じ間取りを片付ける場合でも、料金にかなりの開きがあるのがわかりますね。
これは、部屋数や広さは同じでも室内の状態によって整理にかかる手間が異なるからです。料金が高くなる原因にあげられるのは、以下の3点。
料金が高くなる原因
- 部屋の広さ
- 遺品の数
- 作業人員
なお、ゴミ屋敷や孤独死などによる特殊清掃が必要な場合は、さらに追加費用がかさむ場合も・・・
正確な整理費用を知りたい方は、遺品整理業者に直接見積もりを依頼しましょう!
こちらの記事では遺品整理費用の相場について詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
遺品整理費を安くする3つの方法
では、少しでも安く業者に依頼するには何をすれば良いのでしょうか?
遺品整理費を安くするために依頼前に押さえておくべきポイントは、以下の3点です。
遺品整理費を安くする3つの方法
- 依頼前に自分で捨てられる荷物は処分する
- まだ使える品物は売却する
- 保険を活用する
依頼前に自分で捨てられる荷物は処分する
自分で対応できる範囲の作業は、依頼する前に済ませておくと安くなります。業者が担当する作業量を減らせれば、その分請求金額に反映されるからです。
よって見積もりを依頼する前に、廃棄できる遺品は捨てておくと良いでしょう。遺品整理で発生するゴミの処分方法は、以下の通りです。
方法 | 費用 |
---|---|
家庭ごみに出す | 無料 |
自治体のゴミ処理場に持ち込む | 1,000~3,000円程度 |
家庭ごみで出せるサイズの不用品は、無料で回収してもらえます。また、自治体のゴミ処理場を利用すれば、ベッドやソファなどの大型のゴミであっても数千円で処分可能。
自分自身で片付けられる範囲の作業だけ済ませるだけでも、整理費用は安くできます!
まだ使える品物は売却する
価値のある遺品を売却すれば、戻ってきたお金を整理費用に有効活用できます。遺品をリサイクルショップや質屋などに持ち込んで、買い取ってもらうと良いでしょう。
まだ使えそうな品物を買い取ってもらえる買取業者・サービスは、以下の通り。
買取業者・サービス | 買い取ってもらえるアイテム |
---|---|
リサイクルショップ | 家具・家電・生活用品 など |
質屋 | ブランド品・宝飾品 など |
フリマサイト | コレクターがいそうな品物 趣味道具 など |
骨董品屋 | 掛け軸・ツボ・古書 など |
アイテムに合わせて業者を選ぶと、適正な価格を付けてもらえる可能性があります。特に価値の高い品物は、慎重に買取サービスを選びましょう。
なお、遺品の買取に対応している遺品整理業者もあります。買取額は料金から差し引いてもらえるので、代行業者に買取までまとめて依頼しても良いでしょう。
保険を活用する
孤独死で亡くなった方の発見が遅れて遺体が腐敗し部屋を激しく汚染するケースは、あとを絶ちません。壁紙についた臭いや床に染みこんだ体液などを完全に取り去り、部屋の状態を元通りにする清掃を特殊清掃と言います。
特殊清掃が必要な場合は、保険金で遺品整理費用をまかなえる場合も。特殊なケースではあるものの、孤独死によって部屋が極端に汚れてしまった場合は原状回復のために特殊清掃が必要です。
このような場合は、保険の利用を検討しましょう。適用できる保険は以下の5つ。
- 孤独死保険
- 火災保険
- 生命保険
- 少額短期保険
- その他の遺品整理に関する保険や特約
なお、保険を利用する際に以下の書類が必要になる場合が多いです。
- 死亡診断書のコピー
- 遺品整理業者の見積もり
- 作業箇所の写真
特殊清掃が必要な場合は、利用できる保険がないか確認するのが大切です。
知らないと全て実費で遺品整理費用を負担しなくてはいけなくなるので、必ずチェックしましょう!
遺品整理業者に安く依頼する5つのコツ
次に、業者に依頼する ときに知っておくべきポイントを5つまとめてご紹介。
安く依頼するコツ5つ
- 作業日を遺品整理業者に合わせる
- 値下げにつながる作業を確認しておく
- 1つの業者に一括して依頼する
- 見積書の内訳が明確な業者を選ぶ
- 3社以上に相見積もりをとる
Point1:作業日を遺品整理業者に合わせる
遺品整理の作業日を業者が都合の良い時期に設定すれば、安く対応してもらえる可能性があります。もし時間に余裕があるのであれば、安く依頼できる日にお願いしたいむねを業者に伝えるのがかしこい選択。
- 業者の手が空いている時期に依頼をすると、料金が安くなる傾向があります。
一方、忙しい時期を指定すると費用が高くなるケースも・・・
業者が特に忙しくなるのは、以下のようなシーズンです。
- 3~4月
- 月末
引っ越しや賃貸契約の関係で、年度や月の切り替わりシーズンに整理業者は忙しくなります。このような時期をはずして依頼すると良いでしょう。
Point2:値下げにつながる作業を確認しておく
業者の作業量を減らせれば、遺品整理費用が安くなる可能性があります。値下げにつながる作業内容を業者に確認し、できる範囲の片付けを済ませておくと良いでしょう。
ただし自分たちで片付けを進めると必ず安くしてもらえるとは限らないので、注意が必要。
例えば依頼主が分別作業を済ませても、分別が適切に行われているかどうか業者が再度確認する場合があります。このようなケースでは、料金の値下げにはつながりません。
二度手間ですね・・・
整理費用を安くしてもらうには、業者の手間を小さくする作業を先に確認してから片付けに取りかかりましょう。
Point3:1つの業者に一括して依頼する
亡くなった人の部屋を片付けていると、遺品の片付け以外にも業者に依頼したいことがたくさん出てくるケースは多いです。そんなときは、遺品整理業者が準備しているオプションを利用し、まとめて依頼すると良いでしょう。
オプションの例は以下の通り。
- 遺品供養
- 買取
- 特殊清掃
- エアコンの取り外し
- ハウスクリーニング など
遺品の整理から不用品の処分まで、部屋の片付けに関わる全ての業務を1つの業者にまとめてお任せしたほうが費用を抑えられます。
こちらの事情を全てわかってもらえるので、作業員とのやり取りやスケジュールの管理なども楽になるでしょう。
Point4:見積書の内訳が明確な業者を選ぶ
なお、見積書の項目が分かりにくい業者には、依頼しないのが吉!作業内容と費用の内訳を詳しく説明せず、料金を二重請求する悪質な業者は存在します。
見積書の内訳は、以下の項目が代表的です。
内訳 | 概要 |
---|---|
人件費 | 部屋の広さや荷物の量で決まる。 |
出張費 | 店舗から現場までの距離が遠ければ遠いほど高くなる。 |
仕分け作業費 | 荷物の量が多いと高くなる。 |
処分費 | 家具や家電の処分費用。 |
清掃作業費 | 部屋の広さや作業内容によって変動。 |
オプション費用 | 遺品の供養・特殊清掃・仏壇の処分などの対応。 |
作業内容ごとに費用を明確にしているサービスに依頼すれば、悪質な業者に引っかかる確率を大幅に下げられます。その他にも質問したことに対して回答をにごされたり、電話でのスタッフの対応が雑だったりする業者は避けるのが無難です。
お問い合わせの時点で、信頼できる業者かどうか見極めましょう!
Point5:3社以上に相見積もりをとる
遺品整理費用は、部屋の大きさや荷物の量などのさまざまな要因によって決まります。そのため業者から提示された見積額が高いか安いかは、複数社見積もりをとって比較しないと判断できません。
しかし複数の業者(なるべく3社以上)で見積もりをとれば、遺品整理にかかる相場が大まかにわかります。整理したい部屋を見せたうえで見積もりを出してもらえれば、適正な料金が判断できるでしょう。
なお、見積額が他社と極端にずれている業者は避けるのが無難。
安すぎるのも怖い・・・サービスの質が低いかもしれません。
信頼できる業者の選び方について詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。
遺品整理の料金を安く依頼したいなら『遺品整理110番』で見積もりしてみよう!
相見積もりをとれば良いのはわかったけど、どの業者に問い合わせればいいの?
このようなポイントで行き詰まっていると、安心して作業をお任せできる業者をなかなか見つけられません。
遺品整理業者を自分で見つけるのが難しいと感じる方は『 遺品整理110番 』を利用すると良いでしょう。
担当地域 | 全国 |
サービス | 遺品整理買取処分遺品供養 など |
提携業者数 | 1,000ヵ所以上 |
受付時間 | 24時間365日 |
公式サイト | https://ihinseiri110.com/ |
複数社見積もりをとる場合、いくつかの業者はキャンセルしなくてはいけません。ですが『 遺品整理110番 』を通して業者に問い合わせれば、キャンセル料0円で現地見積もりを依頼できます。
遺品整理業者に直接依頼するより『 遺品整理110番 』を通したほうが、見積もり依頼がスムーズになるので安心!
また、遺品の仕分けや不用品の処分などの作業が、基本料金の16,500円に含まれているのも嬉しいポイントです。
受付は電話で対応しているため、難しいパソコン操作も不要。24時間365日受付可能です。
遺品整理費用を安く抑えたい方にとって利用しない手はないでしょう!
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まとめ:遺品整理費を安くするには信頼できる業者に依頼しよう
亡くなった人の部屋の片付けを、全て自分で終わらせるのはとても大変。遺品整理業者になるべく安く依頼するのが、現実的な解決策と言えます。
費用を抑えるための方法は以下の3つ。
遺品整理費用を抑えるための方法
- 依頼前に自分で捨てられる荷物は処分する
- まだ使える品物は売却する
- 保険を活用する
このようなポイントを業者に依頼する前に意識すれば、効果的に依頼費用を抑えられるでしょう。『 遺品整理110番 』などの業者紹介サービスを利用するのもかしこい選択です。
なお、業者に依頼する際は綿密にコミュニケーションをとることも重要。こちらの事情をしっかりヒアリングしてくれる業者を見極め、納得してから依頼を出しましょう。
信頼できる遺品整理業者はこちら。