亡くなった人の部屋をそのままにしているけど、片付けたほうが良いのかな?
ご家族が亡くなられるとお葬式などの手配で忙しくなり、故人の部屋の片付けまで手が回らないもの。また、故人のことを思い出してしまい悲しくなるのが辛く、なかなか遺品を片付けられない方も多いのではないでしょうか?
しかし、故人の部屋を片付けずにそのままにしておくのは、おすすめできません。大切な人が亡くなってしまったのに部屋だけ生きていたころのまま残されていると、心の踏ん切りもつかないでしょう。
そこで本記事では、亡くなった人の部屋の片付けについて詳しくご紹介します。
この記事で分かること
- 亡くなった人の部屋は早めに整理すべき理由
- 遺品整理の進め方
- 遺品整理サービスを利用した方が良いケース
片付けの具体的な方法についても解説しているので、ぜひ最後までお読みください!
亡くなった人の部屋をそのままにせず整理すべき3つの理由
亡くなった人の部屋を片付けるのは、体力的にも精神的にも大変なことですよね。しかし亡くなった人の部屋をそのまま放置しておくのは得策ではありません。
早めに部屋を整理すべき理由3つ
- 心の整理ができる
- 害虫の発生を防げる
- 犯罪の被害に遭う危険を避けられる
故人の部屋を片付けるかどうか迷っている方は、早めに整理すると良いでしょう。
心の整理ができる
亡くなった人の部屋を片付ける最大のメリットは、気持ちを整理できること。故人との思い出が詰まった品物を整理すれば、悲しみを少しずつ手放せます。
もちろん亡くなった方が生活していた部屋を片付けるのは、辛いと感じる方も多いでしょう。
ですが部屋を片付けないままにしておくと、またいつか亡くなった方が部屋に帰ってくるような気がしてしまい、気持ちの面でなかなか前に進めなくなります。
- 気持ちに区切りをつけるために、遺品を整理して部屋をきれいに掃除しましょう。
部屋をきれいにしてあげれば、亡くなられた方も喜ぶこと間違いありません!
害虫の発生を防げる
使わないまま部屋を放置しておくと、害虫が発生する原因となります。特に服や書類が多い部屋は要注意。衣類や紙類は害虫の標的になるからです。
すぐに整理できない場合は、先に害虫対策だけでもしておくのがおすすめ。片付けるのが遅れれば遅れるほど、害虫の被害は大きくなります…。
防虫剤を用いるなどして、早めに対策しておきましょう。
犯罪の被害に遭う危険を避けられる
一人暮らしをしていた方が亡くなり空き家になった場合、早めに引き払わないと犯罪被害に遭うリスクが高まります。
人が住んでいる気配がない部屋は、空き巣のターゲットになりやすい傾向に。特に、遺品の中に高価なものがある場合は早めに形見分けを行いましょう。
ただ遺品整理先が遠方にあるなどの理由で、なかなか片付けるタイミングが見つからない方も多いはず。その場合は、業者に依頼するのがかしこい選択です。
なかなか片付けが進まないのであれば、自分や親族だけで行うのではなく、業者に依頼する選択も検討してみましょう。
いつから遺品整理を始めたら良いのか気になる方は、遺品整理はいつから始めるのが正解?適切な時期を紹介 もどうぞ。
そのままになっている亡くなった人の部屋を片付ける方法5ステップ
亡くなった人の部屋を整理するといっても、どこから手を付けたら良いか分からないという方も多いのではないでしょうか?
遺品整理は大変な作業ではあるものの、手順を踏むことで着実に進められます。遺品整理を始める際は、以下の5ステップの順に進めるとスムーズです。
遺品整理を始める5ステップ
- 故人の気持ちを再確認
- 遺品整理スケジュールの決定
- 品物を分類
- 不用品や買取品を処分
- 大型ゴミの処理は不用品回収業者に依頼
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Step1:故人の気持ちを再確認
部屋を片付け始める前に、故人の遺志を確認します。亡くなったからといって、故人の気持ちを尊重しないのは、良いことだとは言えません。
遺言書やエンディングノートなどを確認し、故人の気持ちに沿って部屋の片付けを進めましょう。どこに保管されているか知らされていない場合は、以下のような場所を念入りに探してみてください。
- 金庫
- タンス
- 引き出し
- お仏壇
それでも見つからない場合は、遺族の方針で遺品整理を進めていく形になるでしょう。
Step2:遺品整理スケジュールの決定
次に遺品整理のスケジュールを決めます。スケジュールを決めておかないと、ずるずると長引きかねません。
スケジュールを決める際に考慮すべきポイントは、以下の3つです。
- 遺品の量
- 片付ける部屋の広さ
- 作業にとりかかれる人数
身近に頼れる親戚がいる場合は、協力をお願いするのがおすすめ。重たい荷物などがある場合は、若い男性の力があるとなお良いでしょう。
片付けを手伝ってくれる人がいない場合は、遺品整理サービス に依頼するのも1つの選択肢です。
Step3:品物を分類
スケジュールが決まったら、遺品整理にとりかかります。
- まず品物を分類することから始めましょう。主に、以下の3つのタイプに分けるのがベストでしょう。
遺品のタイプ | 具体例 |
---|---|
のこすもの | 思い出の品 宝飾品 貴金属 金庫のカギ など |
処分するもの | 不用なもの 使う予定がないもの |
保留するもの | 捨てるかどうか迷うもの |
なお、品物を分類する際は事務的に進めるのがおすすめ。思い出に浸りながら整理してしまうと、想像以上に時間がかかってしまいます。
思い出の品が出てきても手を止めることなく、分類だけサッと済ませてしまうのが片付けのコツ!
遺品を分類する際は、思い出の品が多くなりすぎないよう注意しましょう。いらない品物は、見切りをつけるのが大切です!
Step4:買取品の査定
遺品の分類が終わったら、買取品に選別された品物を査定に出しましょう。
- 質屋
- リサイクルショップ
質屋は商品に対する知識が豊富な鑑定士が査定をするため、高級品の買取に向いています。ブランド品などの査定を依頼すれば、価値に見合った買取額を提示してもらえるでしょう。
一方リサイクルショップは、高級品ではないものの実用性がある品物に長けています。まだ使える家電や家具などの生活用品は、リサイクルショップに持ち込んでみてください。
なお、遺品整理業者 に買取品の査定まで依頼するという手もあります。その場で査定してくれるため、荷物を運び出す手間がかかりません。
Step5:不用品の処分
最後に、不用品を処分しましょう。
小型のゴミは、各自治体の分別ルールに沿って処分。大型のゴミは、自治体の回収サービスを利用して廃棄しましょう。自治体の不用品回収サービスを利用する場合は、指定の取引場所に不用品を持ち込めば処理してもらえます。運搬料を支払えば自宅前まで不用品を回収してくれる場合も!
なお、すぐに大型ゴミを処理したいけど量が多すぎて運べない場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。指定の場所に取りに来てくれるのはもちろん、自治体の回収サービスよりも日程の調整がしやすいため便利です。
不用品の量や処分しなくてはいけない期日など、状況に合わせてサービスを決めましょう。
亡くなった人の部屋の整理を業者に依頼したほうが良いケース
どうしても自分で遺品整理できない場合は、遺品整理業者にお願いするのがかしこい選択です!
特に以下いずれかに当てはまるなら、遺品整理サービスを利用するのが得策でしょう。
遺品整理サービスを利用したほうがいいケース
- 遺品を見るのが辛い
- 体力的にきつい
遺品を見るのが辛い
故人と親密な関係だった場合、遺品を見るのが辛いという方も多いでしょう。
実際、遺品整理は気持ちの面で大きな負担がかかる作業と言えます…。
そのような場合は、業者に頼ってしまうのがおすすめ。遺品の仕分けから部屋の清掃まで、全て整理のプロにお任せできるため、辛い思いをして部屋を片付ける必要はありません。
なお、辛い気持ちの乗り越え方については 遺品整理がつらいと感じたら?無理なく乗り越える方法3つ で解説しています。
体力的にきつい
遺品がたくさんある場合、全てを片付けるのはかなりの重労働になります。重たい荷物を運び出すときは力仕事になるため、業者に依頼したほうが楽に部屋を片付けられるでしょう。
また、遺品整理をする部屋が遠い場合は、整理するために現地まで移動しなくてはなりません。移動するだけでも交通費や労力がかかるため、部屋を片付けるのがより一層大変になってしまいます。
- 自力で片付ける労力を考えると、業者に依頼したほうがスムーズに遺品を整理できるかもしれません。
遺品整理業者を依頼するなら『遺品整理110番』がおすすめ!
なお、遺品整理を業者へ依頼するのであれば『 遺品整理110番 』を利用を推奨します。
公式サイト | https://ihinseiri110.com/ |
提携業者数 | 1,000社以上 |
サービス内容 | 遺品の仕分け、分別・梱包、不用品処理、法務手続き代行、廃車手続き代行 など |
電話番号 | 0120-849-120 |
受付時間 | 24時間365日 |
運営会社 | シェアリングテクノロジー株式会社 |
本社所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F |
創業 | 2006年 11月 |
『 遺品整理110番 』は、遺品整理の最初から最後までまるっと引き受けてくれるサービスです。遺品整理に関するほぼ全ての作業を代行してもらえるので、忙しい方に最適。遺品を目の前につらくなることもありません。
さまざまな見積もりプランを提示してもらえるので、費用を抑えて大量の遺品を片付けたい方にも向いています。
主なサービス内容
- 遺品の仕分け
- 不用品の処理
- 遺品の分別・梱包
- 遺品の搬出・積込
- 部屋の清掃
「遺品整理110番」にお任せすれば、大変な作業は全て対応してくれます。さらに1,000ヵ所以上の遺品整理業者と提携しているため、全国どこでも対応可能。
電話相談は、24時間365日受付中です。無料で見積もりを出してもらえるので、気軽に相談してみてください。
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まとめ:亡くなった人の部屋はそのままにせず気持ちを前に進めよう
というわけで、亡くなった人の部屋をそのままにしておくのはおすすめできません。
気持ちの面で先に進めないことや、害虫や犯罪の被害に遭うリスクも高まります。亡くなった人の部屋は、なるべく早く整理すべきでしょう。
ただ、自力で片付けようとすると大きな労力が必要になるのは避けられません。自分たちで手を付けるのが難しい場合は、思い切って業者に依頼しましょう。
遺品整理110番であれば、見積もり無料です。亡くなった人の整理でお困りの方は、お気軽に相談してみましょう。
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