親の遺品で何を残したらいいのかわからない…
遺品整理を行う中で、何を残したらいいのか、何を処分すべきか迷う人は多いです。残すべき基準が定まっていないと、うまく仕分けられないですよね。
当然ですが、捨ててしまったものは二度と戻りません。後悔のないよう、遺品の整理は慎重に行いましょう。
そこで、この記事では『親の遺品で残すものの基準』を紹介しつつ、その保存方法や残さないと決めたものの処分方法をお伝えしていきます。
この記事で分かること
- 親の遺品で残すものの基準
- 親の遺品で残すものの保管方法
- 親の遺品で残さないものの処分方法
親の遺品整理に少しでも困っている人は、ぜひ参考にしてみてください!
親の遺品で残すものの基準は?
早速ですが、親の遺品で残すものの判断基準は以下の3つです。
遺品で残すもの判断基準
- 親本人や遺族に思い入れがあるもの
- 金銭的・歴史的に価値があるもの
- 再利用できるもの
詳しく解説していくので、遺品整理の参考にしてみてください。
親本人や遺族に思い入れがあるもの
まず、親や遺族にとって思い入れがあるものは保管しておくべきです。思い入れがあるものとは例えば、親が写った写真や愛用品、親子で一緒に購入したものなど。
形見として使ったり、見返したりすれば親の温もりを感じられるでしょう。手にとったときに親との記憶が鮮明に蘇るような遺品は残しておくのがおすすめです。
金銭的・歴史的に価値があるもの
次に、金銭的・歴史的に価値がある遺品も残しておくべきです。
- 骨董品
- 着物
- アクセサリー
- 趣味で集めたコレクション
専門の買取業者で査定してもらえば高値がつくものもあるので、一旦は残しておくと良いでしょう。
側からは価値がないように映っても、実は高額な品だったというケースも少なくありません!
再利用できるもの
また、家具や家電などまだ使えるものを捨てるのはもったいないです。親族が再利用できそうなものは、捨てずに活用すると良いでしょう。
- きれいなものであれば、リサイクルショップなどで買い取ってもらえる可能性もあります!
ただしまだ使えるからといって全てを残すのはスペースも狭まってしまうため、おすすめしません。あくまでも、使用する機会がありそうなものを選んで残しましょう。
親の遺品で残すものの保管方法は?
次に、手元に残った遺品の保管方法を3つ紹介します。
遺品の保管方法
- 専用ボックスに収納する
- レンタルルームを利用する
- 写真はデジタル保存する
遺品の量や種類によって、保管方法は変わってきます。順番に解説していきますね。
専用のボックスに収納する
コンパクトにまとめられる量の遺品なら、専用のボックスに収納するのがおすすめです。
ボックスは、100円ショップに売っている収納ケースやダンボール、衣装ケースなど、遺品の量に合わせて適切なものを選びましょう。
専用ボックスに入れて一箇所にまとめておけば管理が楽になりますし、見返したいときにパッと取り出せるのもポイントです。
なお、湿気や虫食いによるダメージを受けそうなモノを保管する場合は、除湿や虫食い対策をしっかり行いましょう。
レンタルルームを利用する
遺品の数が多い場合は、レンタルルームを利用する方法があります。
家の中にスペースを作れるので、家の中をスッキリさせておきたい人には最適でしょう!
レンタルルームは空調管理や掃除がきちんとなされており、大切な遺品を衛生的かつ状態よく保管できるのも魅力。
ただし利用料がかかるという欠点があるので、お金をかけてでも保管したいモノがある際にレンタルルームの利用を考えてみてください!
写真の保管場所に困るならデジタル保存をする
そして整理や保管が大変な写真は、デジタル保存すると良いでしょう。
- SDカードやUSBに保存
- iCloudやGoogleドライブなどクラウドに保存
スマホやパソコン、インターネット上に保存をするので、場所を取りません。いつでも写真を印刷できるのも、デジタル保存の大きなメリットです。
ただしデータが消えるという予期せぬトラブルが発生する場合も。復旧できなければ、保存した写真を一生見ることができません。したがって、デジタル保存する場合は、しっかりバックアップをしておきましょう。
親の遺品で残さないものはどうする?4つの処分方法
では、親の遺品で残さないと判断したものはどう処分すれば良いのでしょうか?
選択肢は、主に4つあります!
残さないものの処分方法
- 捨てる
- 譲る
- 売る
- 供養する
遺品の価値や状態に合わせ、適切な処分方法を選んでみてください。
捨てる
状態が古く再利用できないものは、潔く捨ててしまいましょう!
着られない衣服や使い古した小物などは、捨てても問題ないはずです。
処分するのに最初は抵抗があるかもしれませんが、遺品整理はそれなりに時間がかかるので、できれば淡々と捨てていくべきです。遺品を捨てるからと言って、親との思い出がなくなるわけではありません。住んでいる市区町村の分別方法に従い、燃えるゴミ・燃えないゴミ・資源ゴミ・粗大ゴミなどに仕分けてどんどん処分していきましょう。
なお、仕分けや不用品の処理、粗大ゴミの運搬などの大変な作業は、遺品整理業者 に依頼すると一括して引き受けてもらえます!
譲る
状態が良く再利用できそうなものは、親族や知人に譲る選択肢も。
要は、形見分け(故人が愛用していた品物を親戚や友人に分けること)です。
自分が使わないからといって、状態が良いものを捨ててしまうのはもったいないです。まだ使えそうだなと思ったら、捨てる前に一度身近な人に連絡してみると良いでしょう。『 形見分け 』という形で譲る方法もあります。
- ただし、市場価値のある遺品は『相続財産』になる可能性があり、相手に引き渡す際には贈与税がかかります。
不動産 | 宅地・農地・自宅・借地権など |
動産 | 自動車・骨董品・絵画・宝石類など |
金融資産 | 現金・預貯金・株式・小切手など |
相続のトラブルに発展しかねないので、あまりにも高価な遺品は形見分けに適していません。
遺品の相続でわからないことがあれば、役所の無料相談窓口や専門知識をもつ遺産整理業者を頼ってみましょう。
売る
金銭価値がありそうなものは、専門の買取業者やリサイクルショップに売る方法もあります。
判断が難しいものでも、査定に出せば高値がつく場合も!
例えば、故人が趣味で集めたコレクション。一見価値がないように見えても、マニアの間では需要があるケースも少なくありません。高値がつく可能性もあるので、一度査定してもらうと良いでしょう。
供養する
写真や故人の愛用品など、故人を強く感じるものは捨てるのに抵抗がある方が多いはず。その場合は、お寺や神社で遺品供養してもらいましょう。
供養してから手放すほうが、気持ちも軽くなるに違いありません。
最近は供養サービスの会社や 遺品整理業者 などでも遺品の供養をしてもらえます。ダンボールに詰めて送れるので、近くにお寺や神社がない方はそのようなサービスを利用してみても良いですね!
親の遺品整理で困ったらプロに代行してもらおう!
親の遺品が多すぎてとにかく大変!残すものと処分するものの判断もつかない…。
このようにもしあなたが親の遺品整理に困っているのであれば、プロに代行してもらう手もあります!
最近では『家事代行』など従来個人で行なっていたことを代行してくれるサービスも増えてきました。遺品整理も同じで、『遺品整理業者』と呼ばれる遺品整理の代行を専門としている業者がたくさん存在します。
プロの専門業者に依頼すると、以下のようなサービスを受けられます!
遺品整理業者の主なサービス
- 遺品を仕分けてくれる
- 不用品を分別してくれる
- 大きなものは運搬してくれる
- 簡易清掃を行なってくれる
これらを全て自分たちでやろうとすれば、かなり時間がかかりますが、プロの力を借りればほぼ丸投げですぐに完結。業者によっては、遺品の供養や買取なども行なってもらえます!
なお、遺品整理業者はたくさんありますが、中でもおすすめなのは『 遺品整理110番 』。
公式サイト | https://ihinseiri110.com/ |
提携業者数 | 1,000社以上 |
サービス内容 | 遺品の仕分け、分別・梱包、不用品処理、法務手続き代行、廃車手続き代行 など |
電話番号 | 0120-849-120 |
受付時間 | 24時間365日 |
運営会社 | シェアリングテクノロジー株式会社 |
本社所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F |
創業 | 2006年 11月 |
『 遺品整理110番 』では遺品整理に伴う一般的な作業がセットになった『基本プラン』が用意されており、仕分けから処分までを全て一貫して引き受けてもらえます。
故人の大切な遺品を一つひとつ丁寧に分別し、残さないものに関しては専門スタッフが査定したうえで買取もしてくれます。法務手続きや廃車手続きなど、遺品整理に伴う面倒な手続きも代行しており、親が亡くなった場合に必要な作業はほぼ全てカバーしてもらえるといっても過言ではありません。
『こんなときどうしたら?』という遺品整理のあらゆる悩みに対応してもらえます!
全国各地に対応しているので、遺品整理に関するお困りごとがある方はひとまず『 遺品整理110番 』へ相談してみると良いでしょう。
\ 公式サイトを見てみる /
まとめ:大切な思い出とともに親の遺品を残そう
親の遺品を整理する場合、情もあるため何を残して何を処分すべきかなかなか判断がつきません。とはいえ全て残すのは現実的ではありませんし、いつまでも悩んでいては非常に時間がかかってしまいます。本記事で紹介した基準を参考に、スムーズな遺品整理につなげてみてください。
親の遺品で残すものの基準
- 親本人や遺族に思い入れがあるもの
- 金銭的・歴史的に価値があるもの
- 再利用できるもの
なお、『悩みすぎて、遺品整理自体が辛い思い出になりそう』という方は、プロの力を借りるのもひとつの手です。これまでの経験や遺族の想いから、残しておくべきものと処分すべきものに関する適切なアドバイスも行なってもらえるでしょう。
相談だけならどこも無料なので、気になる方はまず見積もりをとってみてください!
おすすめの遺品整理業者一覧はこちら。