
遺品整理は何から始めればいいの?
遺品整理を始めようと意気込んだものの、このように何から手をつければいいか分からない方もいるでしょう。
無計画のまま遺品整理を始めると作業に何ヶ月もかかり、年単位で終わらないケースも珍しくありません。また、知識なく手をつけ始めると手続きなどに必要な書類を誤って処分してしまい、大変な思いをすることも…。
そこで本記事では、スムーズに遺品整理が進む正しい手順を紹介していきます。
この記事で分かること
- 遺品整理を始める前にやっておくべきこと
- 遺品整理の順番
遺品整理の時間が取れないときの対処法も紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
遺品整理を始める前にやっておくべきこと


遺品を整理しようと決めたら早速作業に取り掛かりたいところですが、何の準備もせずにいきなり片付けるとスムーズに進まなかったり、必要な物を捨ててしまったりしかねません。
遺品整理を始める準備
- 気持ちを整理する
- 各種手続きを終わらせる
- 誰が遺品整理をするのかを決める
それぞれ順番に解説します。
気持ちを整理する
- まずは、遺族が亡くなったことに対する気持ちを整理してください。
気持ちの整理ができていない状態で遺品整理を始めると、家族写真やよく着ていた服など、思い出の品を見たときに辛い気持ちになります。そうなれば作業もなかなか進まないので、まずは気持ちを落ち着かせましょう。
ここでたとえ時間がかかったとしても、焦る必要はありません。火葬後・四十九日後、もしくは1年経過してからなど、気持ちを切り替えられるタイミングは人それぞれ。
遺品整理に『◯日後までに終わらせなければならない』といったルールはありませんので、焦らずゆっくり向き合っていきましょう。
各種手続きを終わらせる
続いて、遺族が亡くなった後にやっておくべき手続きを終わらせます。
万が一遺品整理で手続きに必要な書類などを捨ててしまうと、完了するまでに時間がかかり大変な思いをしかねません。場合によっては無駄なお金を払い続けることになるため、優先して済ませておきましょう。
やっておくべき手続きは以下の通りです。
手続き先 | 手続き内容 |
---|---|
市区町村役場 | 死亡届 火葬許可申請書 国民健康保険資格喪失届 介護保険資格喪失届 年金受給停止手続き 世帯主の名義変更 遺族基礎年金請求 寡婦年金請求 死亡一時金請求 |
年金事務所 | 年金受給停止手続き 遺族厚生年金請求 高額医療費の請求手続き |
生命保険会社 | 生命保険金の請求 |
クレジットカード発行会社 | クレジットカード |
各種電話会社 | 携帯電話 |
警察署・公安委員会 | 運転免許証の返却 |
都道府県旅券課 | パスポートの返却 |
事業会社 | パソコンのプロバイダー契約 |
各会社 | リース・レンタル・ローン契約 |
地主・家主 | 賃貸住宅・借地・借家 |
各保険会社 | 自動車保険 |
電力会社・水道局・ガス会社 | 公共料金契約 |
証券会社・株式発行法人 | 株券名義 |
法務局 | 不動産(土地・建物)名義 |
各金融機関 | 預貯金名義 |
陸運局事務所 | 自動車名義 |
NHK | NHK受信料契約者 |
人によって該当するものとしないものがありますので、状況に応じて手続きを進めてください。
誰が遺品整理をするのか決める
そして、誰が遺品整理をするのかも決めておきましょう。
- 自分(親族を含む)
- 遺品整理業者
自分で遺品整理をする場合は荷物の量にもよりますが、基本的にかなりの時間を要します。さらに家電などの大型の荷物を1人で移動するのは困難。自分で取り組むのであれば、兄弟や親戚などに協力してもらったほうが良いでしょう。
また、最近では 遺品整理業者 に依頼する方も増えてきました。
【遺品整理業者とは】
名前の通り、遺族に代わって遺品整理をしてくれる業者。遺品の仕分けから貴重品の捜索、不用品の処分などを実施している。
- お金はかかりますが、忙しくて自分で遺品整理をする時間がない方にはおすすめです。
中でも『 遺品整理110番 』であれば、住んでいる地域や業務内容など要望に合わせて自分にぴったりの遺品整理業者を紹介してくれます。気になる方は公式サイトから問い合わせてみてください。
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遺品整理の順番3ステップ


では、自分で遺品整理をする際の順番を3ステップで解説していきます。
遺品整理をする順番
- スケジュールを決める
- 分類する
- 不用品を処分する
Step1 : スケジュールを決める
まずは遺品整理のスケジュールを決めます。いつ、どの部屋の、何を整理するのかを明確にしておいてください。
例えば『10月1日は寝室の服』『10月15日はキッチンの食器』などといった具合で、1日に取り組む範囲はなるべく小さく設定すると良いです。遺品整理は大変な作業ですから、焦らず無理のないスケジュールを組みましょう。
ただし故人が一人で賃貸に住んでいた場合は、少し駆け足で進めるべきかもしれません。遺品整理に時間をかけすぎるとその分家賃がかかり、負担になるからです。



各家庭の状況に合わせ、開始から終了までの適切なスケジュールを決めておきましょう!
Step2 : 分類する
次に、遺品を以下の3つにどんどん仕分けていきます。
- 残すもの
- 処分するもの
- 保留するもの
- まず残すべきなのは、以下のようなもの。
親本人や遺族に思い入れがあるもの | 写真・愛用品など |
金銭的・歴史的に価値があるもの | 骨董品・着物・アクセサリーなど |
再利用できるもの | 家具・家電・食器など |
これらはひとまず遺族の自宅に移動させておきます。それ以外のものは『処分するもの』に分類しておくと良いでしょう。
なお、5秒考えて残すか処分するか決められない遺品は『保留するもの』に分けてください。一つ一つ慎重に考えていては作業に時間がかかるので、悩むものは一旦保留してテンポ良く進めましょう。



保留するものに分類した遺品は、後でじっくり考えるか兄弟など他の人に相談し、残すか処分するかを決めると良いです。
遺品の仕分け方法については以下の記事でも詳しく解説していますので、選別の参考にしてみてください!


Step3 : 不用品を処分する
最後に、不用品(処分するものに分類した品)を処分します。
まず、不用品でもまだ使える可能性があるものはリサイクルショップに売りましょう。
大型のものは処分するのにもお金がかかるので、もし買い取ってもらえるならそのほうがお得です。フリマアプリや知人にプレゼントする方法もありますが、手間がかかり得策ではないでしょう。
そして売れずに残ったものや売れない可燃物、粗大ゴミは自治体の処分ルールに従って捨てます。
1人では運びきれない大型家具や家電に関しては、遺品整理業者に依頼 しても良いでしょう。仕分けや処分、清掃などを行ってくれるイメージのある遺品整理業者ですが、処分だけの依頼も可能です。



不用品を処分して家(部屋)を清掃したら、遺品整理は終了です!
負担なく遺品整理を進めるなら業者に任せるのがおすすめ!


遺品整理の順番を説明しましたが、自分で整理しようとすると時間も体力も必要…。



そこでおすすめしたいのが、遺品整理を負担なく進められる『 遺品整理業者 』です!
遺品整理業者は、以下の作業を遺族に代わって実施してくれる業者のこと。
遺品整理業者の作業内容
- 遺品の分別
- 遺品の梱包
- 遺品の探索
- 遺品の合同供養
- 遺品の処分・買取り
- 家の簡易清掃
- 家の養生(傷をつけない為)
自分で行う作業がほとんどないのでスムーズに遺品整理が終わるうえ、業者によっては家族が亡くなったことにより発生する面倒な手続きまでをも代行してもらえます!
遺品整理のサービス内容をもっと詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。


- 特にこんな方は遺品整理業者に依頼したほうが良いでしょう。
【 遺品整理業者はこんな人におすすめ 】
- 仕事が忙しくて時間を取れない
- 遠方に住んでいて移動が面倒
- 賃貸物件なので早く退去したい
- 親族など手伝ってくれる人が少ない
なお 遺品整理業者はたくさんあります が、中でも利便性に長けているのは『 遺品整理110番 』。


公式サイト | https://ihinseiri110.com/ |
提携業者数 | 1,000社以上 |
サービス内容 | 遺品の仕分け、分別・梱包、不用品処理、法務手続き代行、廃車手続き代行 など |
電話番号 | 0120-849-120 |
受付時間 | 24時間365日 |
運営会社 | シェアリングテクノロジー株式会社 |
本社所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F |
創業 | 2006年 11月 |
『 遺品整理110番 』では遺品整理に伴う一般的な作業がセットになった『基本プラン』が用意されており、仕分けから処分までまとめて引き受けてもらえます。遺品の処分のみなど、部分的な利用も可能。


全国各地に対応しており、あなたの希望に合った作業員を派遣してくれます。遺品整理の順番を確認してあまりにも負担が大きいと感じた方は、ぜひ無料見積もりを依頼してみてください!
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まとめ:効率的な順番で遺品整理を始めよう


というわけで今回は、遺品整理の順番を紹介しました。
遺品整理の順番
- スケジュールを決める
- 分類する
- 不用品を処分する
遺品整理は時間も体力も必要な作業ですが、正しい順番で進めれば負担の軽減につながります。まずは遺品整理のスケジュールから決め、効率よく進めていきましょう。
スケジュールを考えたときに『忙しくて自分には無理だ』と感じた方は、ぜひ遺品整理業者に相談してみてくださいね!
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