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遺品整理のサービス内容を紹介。業者はあなたの味方になってくれる!

遺品整理 サービス

遺品整理業者って、どんな作業をしてくれるんだろう?

家の片付け・不用品の処分など、なんとなく想像もできると思いますが、遺品整理業者の仕事は一言でいうと『心の整理のお手伝い』だと思います。

  • もちろん『片付ける』で間違ってはいないですが、掘り下げていくと単純に『部屋を片付ける作業』だけではないことに気づかされます。

この記事で分かること

  • 遺品整理業者の基本サービス内容
  • 追加料金が発生するサービス内容

今回は、遺品整理業者にやってもらえる『サービス内容』を紹介していきます。

すぐ遺品整理業者を探したい方は 【遺品整理業者探しはプロに任せよう】おすすめの紹介サービス5選 で紹介してます。

目次

遺品整理業者のサービス内容

業者3

まず遺品整理業者のサービス内容は、2つに大きく分かれます。

遺品整理業者サービス内容

  • 基本サービス(基本料金に含まれる作業)
  • オプションサービス(基本料金に含まれない作業)

基本サービスは遺品整理業務の『標準的な内容』になり、オプションサービスは『依頼者が自分でできない作業』、代行してやってくれる内容になります。 

業者によってシステムは様々で、例えば『遺品の分別』『遺品の合同供養』は基本料金に含んでいない、といった場合もあるので注意。

また基本料金をかなり下げて安さをアピールし、すべての作業をオプション作業として料金を上乗せするやり方の業者もいます。

どういったサービス内容が基本料金の中に含まれているかは、事前に確認しよう!

基本作業:遺品整理業者のサービス内容

チェックシート

それではここから、基本料金に含まれるサービス内容を紹介していきます。

遺品整理業者の基本作業

  • 遺品の分別
  • 遺品の梱包
  • 遺品の探索
  • 遺品の合同供養
  • 遺品の処分・買取り
  • 家の簡易清掃
  • 家の養生(傷をつけない為)

※業者により異なります

こうしてみると『遺品の分別』や『遺品の探索』は自分でもできそうですね。基本料金に含まれているなら、最初から全て丸投げというのもいいかもしれません。

下記で基本作業の内容を、詳しく解説していきます。

遺品の分別

遺族にとって、遺品の種類は様々です。

遺品の種類
  • 遺品の種類
  • 貴重品
  • 残す物
  • 不用品・処分品
  • 形見分けする物
  • 買い取り希望…など

遺品整理業者は依頼者の要望に合わせて、細かく遺品を分別していきます。基本的には当日、依頼者は作業に立ち会うことになりますが、その理由がこの『分別作業』にあります。

たくさんある遺品を自分で判断し分別するとなると、とても大変な作業になります。ゴミとして処分するだけでも、可燃ゴミ・不燃ゴミ・資源ごみ、このように分ける必要があります。

業者2

しかし業者に頼むことで、依頼者は『処分する・しない』を判断するだけで、業者がダンボールや袋などへ分別してくれます。処分したい物も同様です。

あなたも全ての遺品に目を通すことになるので、知らなかった思い出の品が見つかるかもしれませんね。

  • もし依頼者が立ち会えない場合でも、業者で判断・分別をして後から依頼者が確認することもできるので、間違って処分されることもなくなります。

物が多いと分別するのも、処分するのも大変…

遺品の梱包

遺品整理業者は、分別が終わった遺品を梱包してからトラックに積みます。たとえそれが不用品だったとしても、亡くなった方の大切な遺品には違いありません。

遺族が『不用品』だと決めても、亡くなった方が同じ気持ちとは限らないですね。

形見分け・買取りされる遺品はもちろん傷をつけないように梱包するのですが、良い遺品整理業者だと梱包も積み方も本当に丁寧です。

  • 亡くなった方の気持ちを汲み取るかのように、遺品を大切に扱ってくれます。

遺品の梱包の仕方で、良い業者かどうか分かりますよ!

遺品の探索

依頼者から探して欲しい物がある場合、探索しながら分別作業も行います。

また依頼者が知らなかった貴重品・重要書類などもあるため、探索の要望がなくても基本的に探索しながら作業を進めます。金品や紙幣などは依頼者が知らず、亡くなられた方が保管している場合もあるようです。

貴重品は、下記のような所に保管してることが多いです。

貴重品の保管場所
  • 屋根裏
  • 押入れ
  • 床下収納
  • 金庫周辺
  • 封筒の中
  • 本の隙間
  • 仏壇周辺
  • キッチン周辺
  • タンス引き出し(裏・奥側)

依頼者だけでなく、常に業者も貴重品などを探索しながら作業することで二重に確認ができ、大事な物を間違って処分しないようにできます。

業者に依頼することで、知らなかった物が発見できるかも!

遺品の合同供養

亡くなった方が大切にしていた物を、ゴミとして処分することに抵抗を感じる人もいるかもしれません。日本人は仏教の人が多いので、処分してしまうと『バチ・たたりがあるのでは?』と思う人も多いようです。

特に仏壇・位牌・人形などは、処分するのに抵抗がありますよね?

供養は自分でもできますが、遺品整理業者に頼むこともできます。基本料金の中に含んでいる業者もいるので(業者によって異なる)、一緒にやってもらってもいいかもしれません。

基本料金の中に供養の作業がある場合、ほとんどが『合同供養』となります。一定量までは無料で行い、超えると費用が発生する仕組みのようです。

【 合同供養とは 】
定期的に寺院などで住職が一同に『魂抜き』を行う儀式のこと。わりと安価で行える。

また供養の『形式』によっては基本料金に含まず、オプション作業として行う供養もあるので、そちらは遺品の現地供養・お焚き上げ で解説しています。

遺品の処分・買取り

遺品には、様々な種類の物があります。

遺品の種類
  • 貴重品
  • 残す物
  • 不用品・処分品
  • 形見分けする物
  • 買い取り希望…など

これらを自分で適切に処分すると、とても大変な作業になります。物が多ければ多いほど、手間と時間はかかるのです。

家具を処分するには、車両と処分代がかかります。電化製品はリサイクル法もあるので、簡単に捨てられない物もあります。

家の物を処分するのは、けっこう大変な作業なんだ…

遺品整理業者に依頼すれば、種類ごとに適切に処分してくれるので、手間を省くことができます。

また売れそうな物は買い取りもしてくれて、遺品の費用から引いてくれます。自分では価値がわからない物でも、鑑定士がいたり提携していたりするので、自分で売りに行く手間も省けます。

家の簡易清掃

片付け・搬出が終わった部屋は、ほこりなどで汚れていることがほとんど。遺品整理業者では、空になった部屋の中を簡易的に掃除まで行います。

簡易清掃の具体例

掃除機掛け
床の掃き掃除
水回りの洗剤掃除
フローリングは拭き掃除
玄関・ベランダの掃き掃除

また上記とは別に、人が亡くなってから時間が経ってる場合など通常の清掃だけでは無理な場合は、オプション作業として『特殊清掃』もやっています。

下記で 特殊清掃 を解説しています。

家の養生(傷をつけない為)

玄関・壁・床などを傷つけないように、毛布やシートで保護をして遺品整理の作業は行われます。

マンションやアパートの場合は、エレベーター・エントランスなど共用スペースも汚さないよう養生を行ってから、物の搬入・搬出をするのが基本。

  • 遺品整理業者では、養生を『基本作業』として行います。

オプション作業:遺品整理業者のサービス内容

オプション

ここからはオプション作業として、遺品整理業者が行なっているサービス内容を紹介していきます。基本料金には含まれないので、追加料金として上乗せされる作業になります。

遺品整理業者のオプション作業

  • 形見分け
  • 特殊清掃
  • 各種手続き
  • エアコン取り外し
  • ハウスクリーニング
  • 遺品の現地供養・お焚き上げ

※業者により異なります

下記で解説していきます。

形見分け

遺品の中には、形見分け をしたい物も出てくるかと思います。数が多かったり送る相手がたくさんいると、発送の手続きも大変ですね。

作業当日に遺品整理の作業と形見分け作業を並行しながらやることで、時間短縮できますし、何より業者の人に相談できる点が大きなメリットになると思います。配送料金は別途必要になりますが、配送作業も任せられるのは助かるのではないでしょうか。

特殊清掃

普段から疎遠になっている高齢者の孤独死や、自ら命を絶ってしまい発見されるまでに時間がかかると、遺体が腐敗してしまい残された遺族は自分で対応できなくなります。

時間が経過して発見された場合、体液や匂いなどが残るので特別な清掃が必要となります。これが特殊清掃になり、専用の器具・洗剤で清掃することになります。

具体的には下記のような作業内容になります。

特殊清掃
  • 害虫駆除
  • オゾン脱臭
  • 消臭・床上清掃
スクロールできます
害虫駆除腐敗の進んだ遺体に湧く、害虫の駆除です。特に建物が木造だと柱などにも巣を作るため、早く確実に清掃する必要があります。
【 料金目安 】12,000円~
オゾン脱臭消臭・脱臭で臭いがなくなればいいのですが、取れない場合はオゾン脱臭機を使い、臭いを徹底的に取り除いていきます。
【 料金目安 】35,000円~
消臭・床上清掃 遺体のあった場所の、壁・床などの汚れを落とし、消臭・脱臭をしていきます。
【 料金目安 】30,000円~

特殊清掃は孤独死の他にも、殺人・事故死などのケースにも対応してくれます。

遺体現場の清掃は個人では無理!プロに相談しよう!

エアコン取り外し

持ち家でしばらく放置したままで良かったり、解体する場合はすぐ取り外す必要はないですが、賃貸アパートなどの場合だとエアコンの取り外しを求められる場合があります。

自分で取り外しができれば問題ないですが、高い所に設置してあったり自分ではできない方だと、エアコン業者を自ら探す必要があります。

取り外しにかかる費用は5000円~7000円ほどが相場のようですが、これは遺品整理業者に依頼してもほとんど同じ値段です。※処分費込み

ついでに作業してもらった方が、自分で業者を探す手間が省けて楽!

遺品の現地供養・お焚き上げ

亡くなった方が大切にしていた物を、ゴミとして処分することに抵抗を感じる人もいるかもしれません。そんな方には、供養して処分する方法をおすすめします。

上記でも基本料金に含まれる『合同供養』を解説しましたが、オプション作業として有料でよく行われる供養の方法を紹介します。

有料で行われる供養
  • 現地供養
  • お焚き上げ

※業者により異なる

【 現地供養 】
お坊さんが直接自宅に訪問し、供養をしてくれる供養。費用は業者により異なるが、20,000円~が相場。遺品整理業者に依頼すれば提携しているところを紹介してもらえるので、自分で探す手間が省ける。

【 お焚き上げ 】
お焚き上げとは、遺品を『炎で浄化し天に返す』ための儀式。昔は神社・お寺などで行われていたが現在は環境の問題もあって、専門業者が行う場合も増えてきている。遺品の量によって費用が異なる。

参考価格

  • 小物:3,000円ほど
  • 位牌・神棚:10,000円~30,000円ほど
  • ダンボール1箱:5000円~10,000円ほど

遺品整理業者なら、遺品整理と遺品供養をまとめてお願いすることで、供養が無料・割引されるなど、サービスもあるかもしれません。。

各種手続き

作成

人が亡くなったあとには、多くの手続きが必要になります。気持ちも沈んでいる中、片付け作業だけでなく各種手続きまであると大変だと思います。

遺品整理業者では、下記のような手続きも代行してもらえるサービスがあります。

遺品整理業者の手続き代行
  • 遺産相続相談
  • 銀行口座手続き
  • 生命保険の手続き
  • 車・バイクの廃車手続き
  • 土地・建物・相続手続き
  • 不動産(売却・リフォーム・解体)
  • その他手続き代行…など

手間がかかる手続きに時間・体力を使わずに済みますし、役所などに出向く必要もありません。経験が豊富なプロに相談もできるので、自分でやるよりも楽で安心できます。

スクロールできます
遺産相続相談 亡くなった方が残した財産を、相続人が引き継ぐ為の相談ができます。遺品整理業者が提携している税理士さんなどを紹介してもらえる。
銀行口座手続き口座名義人が亡くなった場合、銀行に連絡する必要があります。口座は凍結され、預金は引き出しができなくなります。遺品整理業者が銀行への連絡・預金の引き出しができるための手続きも代行してくれるので、時間や手間が省ける。
生命保険の手続き死亡保険金を受け取るには、さまざまな書類が必要になります。遺品整理業者は生命保険会社への連絡・死亡保険金を受け取るための手続きも代行してくれるので、時間や手間が省けます。※保険金の請求期限は2か月以内
車・バイクの廃車手続き 亡くなった方が乗っていた車・バイクは、遺族の方が引き継ぐこともあります。しかし不要であったり古い車だと、そのまま処分をしたい人もいます。遺品整理業者は手続きも代行してくれるので、時間や手間が省けます。状態がいい車であれば、買い取ってもらう方法もあります。
土地・建物・相続手続き 土地や建物の所有者が亡くなった場合『相続登記』といった名義変更の手続きが必要になります。遺品整理業者だと提携している、税理士・司法書士を紹介してもらえます。
不動産
(売却・リフォーム・解体)
空き家が増えているのは、社会問題ともなっています。建物の崩壊・火災などのリスクが高まり、古くなってくると周囲の景観も悪くなります。遺品整理業者だと不動産会社と提携しているところもあるので、片付けと一緒に建物の整理も任せられます。

その他手続きの代行

携帯電話・公共料金・クレジットカード・運転免許証の返納・パスポートの失効…など。

個人でも手続きはできますが、遺品整理業者が手続きも代行してくれるので、時間や手間が省けます。

ハウスクリーニング

持ち家でしばらく放置したままで良かったり、解体する場合は必要ないですが、賃貸物件に住んでいた場合は参考になるオプションです。賃貸物件の場合、退去するときには次の入居者のために部屋のハウスクリーニングを必ず行います。

ハウスクリーニングは特殊清掃ほど細かく念入りに清掃するわけでなく、水回り(キッチン・浴室・トイレ)などを、清掃・脱臭します。

  • 遺品整理業者に頼んだ方が安く抑えられる場合もあるので、参考にしてください。
ハウスクリーニング参考費用
  • 1LDK : 25,000円くらい
  • 2LDK : 40,000円くらい
  • 3LDK : 60,000円くらい

まとめ:遺品整理業者にやってもらえること

遺品整理 サービス

今回は遺品整理業者がやっているサービス内容をご紹介しました。

遺品整理業者のサービス内容

  • 遺品整理業者のサービス内容【 基本作業 】
    • 遺品の分別
    • 遺品の梱包
    • 遺品の探索
    • 遺品の合同供養
    • 遺品の処分・買取り
    • 家の簡易清掃
    • 家の養生(傷をつけない為)
  • 遺品整理のサービス内容【 オプション作業 】
    • 形見分け
    • 特殊清掃
    • エアコン取り外し
    • 遺品の現地供養・お焚き上げ
    • 各種手続き
    • その他手続きの代行
    • ハウスクリーニング

片付けや処分だけでなく、遺された方に寄り添う形でいろいろな内容の項目があるのが分かったかと思います。

  • 遺品整理業者は『心の整理のお手伝い』業者なのです。

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