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遺品整理の悩み第1位!写真を燃やすスピリチュアルな世界の話

写真 燃やす
  • 引っ越し
  • 遺品整理
  • 家の掃除
  • 断捨離
  • 『物を処分したい』と思うときに、捨てるのに悩むのが写真。

自分が写っているものなら悩まず捨てられそうですが、子供・亡くなった親の写真などは捨てずらいですよね?

人が写っている物を捨てるのはちょっと…

この記事で分かること

  • 写真を捨てずらい心理
  • 写真の処分方法
  • 写真を『別の形』で残す方法

この記事では上記のことを解説してみました。写真を捨てるのに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

目次

写真を燃やすスピリチュアルな世界

燃やす

ところで、なぜ人は写真を『燃やして処分』することに抵抗があるのでしょうか… 

写真を燃やすのに抵抗がある理由

  • 呪われそう
  • 死をイメージ
  • 縁起がわるい
  • 魂が宿ってそう

風景や乗り物などの写真なら、燃やすことにあまり抵抗ないですよね?

人が写っていると、魂が宿っている気がして捨てにくいのかも…

日本人には仏教徒が多いので、人形・ぬいぐるみ・写真などには『人の魂』を連想してしまい、捨てるのに悩む人が多いようです。

安心してください!あなたと同じように考える人は大勢いるようです。

しかし一方で、風水的には写真を捨てることは『悪運を捨て新しい幸福を呼び込む』として、いい方法だという考え方もあったりします。本当に 物に魂が宿る のかはスピリチュアルな世界の話なので、正解が難しいですね。

写真を燃やすのは縁起が悪い?

縁起

写真を燃やすのは縁起が悪いのかな?

結論、

人によって異なる!

正直これは、人によって考え方はさまざまだと思います。魂が宿っていそうで気になる方は燃やさなければいいですし、気にならない人は燃やしてもいいと思います。

多かった意見

  • 所詮は紙切、縁起を気にする必要はない。
  • 包装紙できれいに包んで捨てても、結局は焼却場で燃える。

みんなのお焚き上げ

写真だけでなく、手紙や人形、服やお守りなど捨てるのに抵抗がある物をダンボールに詰めて送るだけで、お焚き上げしてもらえますよ。

写真を燃やさず捨てる方法も

燃やす2

写真を燃やすことに抵抗がある方は、それ以外に捨てる方法もあります。考え方によっては、インクが付いている『ただの紙』なので、可燃ゴミとして普通に捨てられます。

写真を燃やさず捨てる方法

  • シュレッダー
  • 漂白剤に漬ける
  • 供養してから捨てる

そのまま捨てることもできるのですが、個人情報にもなるので防犯面も考えて、自分で捨てる『燃やす以外の方法』を紹介します。

シュレッダー

写真から個人情報を見られないようにするためには、切ったり破って捨てる方法は有効的ハサミでもOKですが量が多いと大変なので、シュレッダーを使うと早くて便利です。

  • シュレッダーには、電動・手動タイプとありますが『電動タイプ』の方が圧倒的に楽です。

僕の持っている物は連続使用時間が決まっていますが、不便に感じたことはありません。また、普段の郵便物などの個人情報にも使えるので、家庭に1台あってもいいと思います。

シュレッダーの値段
  • 【 電動タイプ 】:4000円~5000円くらい
  • 【 手動タイプ 】:2000円~3000円くらい

おすすめは電動タイプ!

  • ただ細かく切り刻まれるという点から、ちょっと抵抗がある方もいるかもしれませんね…。

シュレッダーにお札を貼り手を合わせ供養をこめると、気も紛れるかもしれません。供養のやり方に正解はないです、自分が納得できればOKです。

漂白剤に漬ける

実は写真を漂白剤に漬けると、ふつうの白い紙になります。写真を『切り刻む』のに抵抗がある方に、おすすめな方法です。

漂白剤に漬ける方法
  1. 容器に水で薄めた漂白剤(ハイターなど)を入れる
  2. その中へ写真を漬ける

終わり、簡単です!

漂白剤は素手で触ると荒れることがあるので、ゴム手袋をしよう!

供養してから捨てる

祈り

業者に頼まず、自分で供養して捨てる方法もあります。とはいえ供養のやり方にルールなどないので、自分が納得できればその方法でOK。

ここでは簡単にできる方法を1つ紹介します。

自分で写真を供養する方法
  1. 白い紙・白い布を用意する
  2. その上に写真をのせる
  3. 手を合わせ気持ちをこめ、お清めの塩を振る
  4. 白い紙・白い布で包む
  5. 他のゴミと一緒に捨てる場合、一番上に置いて袋を縛る。または、単体で捨てる※生ゴミと一緒にするのはNG

写真を捨てる際の注意点

注意点

写真を捨てる際には、注意点もたくさんあります。

写真を捨てる際の注意点

  • そのまま可燃ゴミ袋へ入れる
  • 資源ゴミとして捨てる
  • 遺影写真を燃やす
  • 外で写真を燃やす

では、下記で解説していきます

そのまま可燃ゴミ袋へ入れる

写真は燃えるので、そのまま可燃ゴミとして捨てることはできます。

しかし、ちょっと待ってください!写真には個人情報が写っており、そういった情報を抜き取って、悪用する人も中にはいるのです。

えっ!まさか…信じられない??

  • ゴミ袋から写真だけを抜き取り、他人の情報を手に入れるのです。
抜き取られる情報
  • 友人関係
  • 家族構成
  • 家の住所
  • 家の中
  • 学校
  • 勤務先

このような情報をもとに、さまざまな事件に発展しかねないのです。機密書類をそのまま捨てないのと同じように、写真も他人に見られないよう注意して捨てることが大事。

資源ゴミとして捨てる

燃やすことに抵抗がある人の中には、可燃ゴミでなく『資源ゴミ』に捨てる人もいるようですが、これはNG。

まず基本、写真は可燃ゴミになります。なので捨てることに抵抗がなければ、そのまま燃えるゴミの日に捨てればOKです。アルバムなどは中身を見られたくなければ、ガムテープでぐるぐる巻きにするのも方法の1つ。

アルバムの種類によっては、金属のリングなどを取り外す地域もあるようですが、これは各自治体によって捨て方が異なります。ホームページにはゴミの分類について記載されているので、自分の住んでいる地域の方法を確認するようにしてください。

【 参考 】
全国地方自治体リンク

写真は個人情報になりますし、何よりリサイクルできないので『資源ゴミ』にはなりません!

遺影写真を燃やす

写真は写真でも、遺影写真を燃やすのはちょっと待ってください!写真を個人が外で燃やすことがNGなのは上記でも紹介しましたが、遺影写真を捨てるときは普通の写真を捨てるのとはちょっと訳が違います。

葬儀屋さんが、通夜・告別式の演出の1つとして行ったのが、遺影写真の始まりだといわれています。

今でも遺影写真は、位牌・仏壇と同じように亡くなった方を偲ぶため、供養をこめて手を合わせるものになっていますね。なので、遺影写真には『魂が宿っているもの』と扱われるようになりました。

遺影写真や仏壇の部屋の上に並べてあるような先祖の写真は、個人で捨てるのでなくお寺などで『閉眼供養・お焚き上げ』されることをおすすめします。

外で写真を燃やす

庭先などで『自分で燃やして処分しよう』と思う人もいるかもしれませんね。

  • 実は、個人が物を燃やして処分するのは、法律で禁止されているのです。

きちんとした焼却施設以外で物を燃やすことを『野焼き』といい、重い刑罰になります。5年以下の懲役、1,000万円以下の罰金のいずれか、または両方が科せれられることになります。【 廃棄物処理法第25条 】

野焼きが禁止されている理由として、悪臭・大気汚染の原因になることや、燃やす物によってはダイオキシン類などの有害物質を発生させる可能性があるため。個人でできる範囲では、焼却温度が200~300度くらいにしかならないため、きちんと処理できず環境に悪影響を及ぼしかねません。

写真に使用されているインクには、色々な金属、重金属が含まれています。燃やすと化学反応でいろいろな有害物資ができて悪臭を出すことになります。参考:ウィキペディア

写真を燃やすと、有害になるんだぁ…

逆に『写真を残す』という考え方

残す

写真を捨てることで部屋をすっきり片付けることはできますが、その後もう一生見ることはできなくなりますね。写真の他にも、ビデオ・手紙・名刺・賞状・年賀状なども当てはまります。

写真を残しておくメリット

  • 思い出を振り返れる
  • 次の世代に受け継ぐ
  • 後悔しないため

写真を捨てるときの判断は、下記の3つのパターンで振り分けるといいです。

  • 残す
  • 捨てる
  • 判断に悩む

この場合『判断に悩む写真』に振り分けられた写真は、違う形で残しておくというのも1つの方法です。それが『デジタル化にして残す』という方法になります。

デジタル化?どういうこと?

分からない人のために簡単に説明すると、『紙として残す』のでなく『パソコンに入れてしまう』ということ。本棚や押し入れを占領していたアルバムたちを『パソコンの中にしまっておこう』という話です。※市や図書館などでも行われています

  • 価値のある資料や写真などを劣化させないために、デジタル化して残すことはよくあります。

僕も過去に勤めていた会社で、分厚いファイルの資料を1枚ずつスキャンをしてデジタル化していたことがありました。ここでは家庭で簡単にやれるスマホのアプリを使って行う方法と、スキャナーを使ってデジタル化する2つの方法を紹介します。

【デジタル化に抵抗がある方は必見】

デジタル化でなく写真を厳選して『フォトブック』という形で残しておく方法もあります。

写真を選ぶだけで簡単にフォトブックが作れるサービス「カメラのキタムラ」おすすめのフォトブック もあるので、よければ参考にどうぞ。

スキャナーでデジタル化

スキャナー

パソコンとプリンターをお持ちの方は、自分でスキャンをして、デジタル化するのも方法の1つです。ほとんどのプリンターにはスキャナーも搭載されており、年賀状を作れるくらいの知識があれば、簡単にできます。

難しそうだけど、わりと簡単にできちゃう!

家のパソコンにデータ化して残しておけば部屋もスッキリしますし、いつでも取り出すこともできます。

Googleのフォトスキャンアプリ

フォトスキャン

家にパソコンなんてないし、使ったことない…

実はパソコンが使えなくても、今はスマホ1台あればデジタル化はできます。今あなたも、これをスマホで読んでいるかもしれませんね。であれば、デジタル化ができるということです。

iPhoneをお使いの方も、iPhoneでないスマホ(Android)をお使いの方も『フォトスキャン by Google フォト』というアプリをダウンロードしてください。

このアプリは、写真をスマホでスキャンしてデジタル化をし、残しておけるアプリになります。※無理でダウンロードできます。

普通にスマホに付いているカメラで撮影して保存してもOKですが、このアプリを使うと、写真の反射の光がでないように保存できる点がとても便利です。しかし1枚ずつ撮影する必要があるので、枚数が大量にあると、大変な作業になるのがデメリットになります。

これで写真をデジタル化して、スマホの中に残しておくことができます。

【業者に依頼】写真を処分する方法

業者

ここからは自分では行わず、業者に依頼する方法を紹介します。

写真・アルバムが大量にあると自分で捨てるのも大変だったり、縁起を気にする人もいるかもしれません。業者に依頼すれば費用はかかりますが手間が省け、確実に安心して処分することができます。

お寺で供養

遺影写真や先祖の写真など、自分では捨てにくい写真などは、お寺に頼んで供養してもらう方法があります。『閉眼供養』や『お焚き上げ』と呼んだりします。

【 閉眼供養・お焚き上げ 】
『魂抜き』とも呼ばれ、仏様の魂を抜く儀式のこと。仏壇や位牌・人形など、魂が宿るものを連想させる物が対象となる。

費用はお寺によってさまざまですが、みかん箱1つで4000円~5000円ほどが目安のようです。

自分で燃やして捨てると呪われたりして怖いけど、お寺などに頼めば自分が燃やした訳ではないので、気持ちも楽になるのではないでしょうか。

近所のお寺に聞くと教えてくれますよ!

遺品整理業者に頼む

写真以外にも多くの物を、整理・供養しないといけない場合は、思い切って『遺品整理業者』に相談するという方法もあります。

遺品整理業者がやってくれること
  • 家具の処分
  • 各種手続き
  • 遺品供養…など

人が亡くなると、遺された方の負担はとても大きいですね。もし写真を捨てようとしているのが人が亡くなったタイミングであれば、他のことも全て任せられるので、あなたの負担はかなり軽減されるはずです。

遺品整理業者がどのようなサービスを行なっているかは 遺品整理のサービス内容を紹介。業者はあなたの味方になってくれる! でまとめましたので、ぜひどうぞ。

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