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遺品整理はいつから始めるのが正解?適切な時期を紹介

遺品整理 いつから

故人の残した品や物の仕分けを行う遺品整理は、いつから始めるのが正解なんだろう?

身近な人が亡くなる体験が初めてであれば、こうした悩みは尽きないでしょう。実は、遺品整理を始める時期は明確に決められておらず、正解はありません

とはいえ、いつまでも先延ばしにしていると諸々の手続きができなかったり、税金のペナルティが発生したりと取り返しのつかないことに…。

そこでこの記事では、遺品整理をいつから始めるべきなのか、主なタイミングから決める基準まで詳しく解説していきます。

この記事で分かること

  • 遺品整理を始める主なタイミング
  • 遺品整理をいつから始めるかを決める基準
  • 遺品整理を先延ばしにするのは危険な理由
目次

遺品整理はいつから始めるのがベスト?

疑問

冒頭で述べたとおり、遺品整理の実施時期に明確な決まりはありません

しかし故人の住居が賃貸住宅である場合は、契約内容によっては急がないといけないケースも。賃貸住宅では『入居者が死亡した場合は、いつまでに部屋を明け渡すこと』といったルールが定められている可能性もあるからです。

現に市営住宅や県営住宅などの公営住宅では、死亡日から3か月を目安に引き渡すのが一般的。さらに原状回復の基準も細かくルール化されているため、退去には思いの外時間がかかるかもしれません。

加えて、故人の死亡を知った日の翌日から10か月以内とされる相続税の申告期日も迫るため、遺品整理は早く開始してしまうに越したことはないでしょう。

遺品整理を始める5つの主なタイミング

方法

では、具体的に遺品整理を始めるのはいつからが良いのでしょうか?結論から言うと、大きく下記の5つが挙げられます。

遺品整理を始めるタイミング

  • 四十九日の前
  • 四十九日後
  • 諸手続き後
  • 葬儀後
  • 相続税の発生前

四十九日の前

遺品整理を行うにあたって、四十九日法要が一つの目安となります。

四十九日法要とは、故人の魂が死後四十九日まで現世をさまようとされる仏教の考え方。このタイミングで大勢の遺族が集うため、その前に遺品整理を済ませておけば形見分けや諸々の手続きがスムーズに進められます。

また、故人が契約したサービスによる思わぬ出費が発生するケースも珍しくありません。もし年間契約で複数サービスを契約していて更新日間近だった場合…数十万単位の高額出費が発生するでしょう。

そうした事態を防ぐためにも、四十九日を迎える前 の遺品整理がおすすめです。

四十九日後

一方、故人の魂が次の世へ旅立つ四十九日の後を目安とされるケースも少なくありません。

多くの遺族が集結するタイミングでもあるため、遺品整理について親族間で入念な話し合いを行い、残してほしい品 などの認識にズレなく作業を進められます。

また、遺品整理をしつつ形見分けも並行して行えるのも大きな要因と言えるでしょう。

諸手続き後

身内の人が亡くなれば、それに応じて諸々の手続きを済ませなければいけません。

必要な手続き
  • 死亡届の提出
  • 埋火葬許可証の交付申請
  • 公共料金(水道光熱費など)の手続き
  • 年金受給権者死亡届の提出
  • 保険金手続き
  • 世帯主変更
  • 免許証やパスポートなどの返納
  • 遺族基礎年金や遺族厚生年金の請求
  • 雇用保険受給資格者証の返還
  • 各手続きにはそれぞれに期限が設定されており、早めに済ませなければいけません特にバタバタする時期ではあるため、遺品整理は落ち着いてから着手する方も多いです。

ただし、各手続きに用いる必要書類の収納場所が分からないのであれば、遺品整理は早めに済ませておくべきでしょう。

葬儀後

遺族が関東から九州などと遠方に住んでいる場合、集まる機会が限られるために葬儀後を遺品整理のタイミングとするケースがあります。

ただし、故人が賃貸住宅に住んでいたのであれば、契約の関係上遺品整理は葬儀後すぐに済ませなければいけません。遺品が多ければ多いほど負担が重くなり、遺族だけでは手に負えない事態に発展するため業者への依頼がおすすめです。

相続税の発生前

相続税の申告は、被相続人が亡くなったと知った日または翌日から10か月以内です。この期限を過ぎると相続税控除を受けられず、延滞税や加算税などのペナルティが課せられることに。

  • よって、このタイミングが遺品整理を始めるラストチャンスと言えるでしょう。

しかし相続税の算出には、相続する財産全ての金額を割り出さなければいけません。現金はもちろん、金銭的価値の見込める遺品、土地、不動産といった有形物も含まれます。

相続税の算出に多くの時間がかかるイレギュラーな状況も想定しつつ、余裕を持って遺品整理を済ませましょう。

遺品整理をいつから始めるかを決める基準

オプション

遺品整理を行うタイミングは、遺族同士の住まいや故人の住宅など状況によって異なります。そこで遺品整理をいつから始めるか決める基準を3つ紹介しますね!

遺品整理を始めるタイミング

  • 各種手続きの期日に間に合うか 
  • 遺品の量はどのくらいか
  • 形見分けの時期はいつか

各種手続きの期日に間に合うか

まず、各種手続きの期日に間に合うかを確認して、そこから逆算して進めてください。

例えば、世帯主変更や水道光熱費の契約者名義変更などは亡くなってから14日以内に済ませる必要があります。また、健康保険証の返還や国民年金加入状況の変更など7日以内と早急に済ませなければならない手続きも少なくありません。

そうした手続きには重要書類の提出が必要となるため、余裕を持って 遺品整理を始めましょう。

遺品の量はどのくらいか

また、整理する遺品の量や住宅の規模感からどれくらいの時間を要するかも想定してください。

例えば、故人の住まいがワンルームなら1週間程度、一軒家では2週間以上はかかるでしょう。ただこれは一目安であり、作業人数や量、自宅と故人の家との距離感によって作業時間や効率は大きく変動します。

自分で整理するのが困難であれば、遺品整理業者に相談するなど、短時間で正確に済ませる方法 も検討しつつ余裕を持って時間を確保しましょう。

形見分けの時期はいつか

そして、形見分けを行う時期 も一つの基準になります。

遺族同士、集まれる時期が異なるもしくは限られるため、四十九日の後や葬儀後など形見分けできるタイミングはさまざま

形見分けを正確に行うにはきちんと遺品整理を済ませた状態が望ましいため、間に合うように調整すると良いでしょう。

遺品整理を先延ばしにするのは危険!

寝る

遺品整理はいつから始めても問題ありませんが、先延ばしにすれば大きな問題に発展しかねません。主なリスクは下記の3つです。

遺品整理をしないリスク

  • 賃貸物件だと家賃が発生してしまう
  • 特定空き家に指定されると固定資産税が増える
  • 相続税の申告日に間に合わない可能性がある

賃貸物件だと家賃が発生してしまう

故人が賃貸住宅に住んでいた場合、早めに遺品整理と退去手続きを済ませないと余計な家賃が発生してしまいます。

  • 家賃の発生を防ぎたいのであれば、故人の賃貸契約内容をチェックし速やかに対応しましょう。

ただし、契約解消後は立ち退きの日までに遺品整理を完了させなければいけません。自分で遺品整理が難しい場合は業者への依頼をおすすめします。

特定空き家に指定されると固定資産税が増える

そして、遺品整理を後回しにし空き家を放置しておくと特定空き家に指定される可能性があるため要注意です。

そもそも特定空き家とは、衛生上有害で倒壊の危険性もあるなど、2015年5月に施行された 空き家対策特別措置法 で対象とされる条件に該当する空き家のこと。

長期間空き家を放置し、手入れをしなければ有害となる可能性があると指定されるため、確率としては決して高くありません。

仮に指定されれば固定資産税がこれまでの6倍まで高騰したり、50万円以下の過料が課されたりといったケースがあるため、早めの整理が好ましいです。

相続税の申告日に間に合わない可能性がある

前述したとおり、故人の死亡が判明した日の翌日から10か月以内に相続税の申請および納税をしなければいけません。

  • もし遅れてしまうと相続税の控除が適用されない他、延滞税や無申告加算税といったペナルティが発生してしまいます。

繰り返しお伝えしていますが非常に重要なポイントですので、遺品整理は最低でも10か月以内を目安に完了させるようにしましょう。

遺品整理が各種締切日に間に合わないならプロに依頼しよう!

業者

整理しなきゃいけない遺品の量が多くて時間がかかりそうだから、いつから始めるべきか決められない…。

このように各種手続きの期日に間に合うかどうか分からないのであれば、思い切って遺品整理業者のプロへ依頼すべきです!

  • 遺品の仕分けから不用品処理、搬出、清掃作業に至るまでトータルサポート。自分でやると膨大な時間がかかる作業も素早く完結できます。

特に24時間365日即日対応の 遺品整理110番 なら、遺品の整理に加えて法務手続きの代行まで依頼できるため、自分ではできない面倒な作業も丸っとお任せ可能!

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公式サイトhttps://ihinseiri110.com/
提携業者数1,000社以上
サービス内容遺品の仕分け、分別・梱包、不用品処理、法務手続き代行、廃車手続き代行 など
電話番号0120-849-120
受付時間24時間365日 
運営会社シェアリングテクノロジー株式会社
本社所在地愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F
創業2006年 11月

遺品整理の基本料金プランが税込み16,500円からと非常にリーズナブルであり、遺品が大量にあろうと費用面で何も心配ありません。

遺品整理はいつから始めたら良いのか分からないし、期限内に自分で終わらせられるかも不安…。という方はぜひ 遺品整理110番 へご相談してみてください!

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まとめ:遺品整理はいつから始めるか決まりはなし!なるべく早めに始めよう

遺品整理 いつから

遺品整理自体はいつから始めても全く問題ありませんが、いつまでも先延ばしにしてはいけません。

早めに済ませなければ、家賃や公共料金などの余計な出費が増えるだけでなく、遺族にも迷惑をかけてしまうでしょう。

  • また、遺品整理は想像以上に時間がかかります。特に作業が初めてであれば数週間はかかっても不思議ではないため、余裕のあるスケジュール設定を心がけてください。

なお、遺品整理の時間があまり取れないのであれば、プロへ依頼するのが得策です!

適切なアドバイスと作業により、トラブルなく相続まで済ませられるでしょう。まずは複数の業者から見積もりをとり、より良い業者を探してみてください!

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