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形見分けはいつ行うべき?基本マナーや注意点もわかりやすく解説

形見分け いつ

遺品の形見分け、いつやるのが一般的なの?

形見分けとは昔からの習わしの一つで、親族や故人と親交が深かった友人に改まった席で遺品を贈ること。思い出の品を共有し、みんなで故人を偲ぶ目的があります。

  • ただ、難しいのが形見分けを行う時期。そして語り継がれてきた風習なので、マナーを守って行いたいですよね。

そこで今回は『形見分けをいつまでに行えばいいのか』の疑問にお答えし、形見分けをするときの注意点も合わせて解説します。贈る側・受け取る側ともに、気持ちよく形見分けできるように、基本マナーをしっかりおさえておきましょう。

この記事で分かること

  • 形見分けを行う適切な時期
  • 形見分けをする際の注意点
目次

形見分けはいつまでに行う?

タイミング

形見分けを行う時期は、宗派によって異なります。自分の宗派に合った適切なタイミングで遺品を贈りましょう。大きく分けると下記の3つに分けられます。

自分の宗派

  • 仏式
  • 神式
  • キリスト教

それぞれの形見分けを行う時期は下記の通りです。

仏式四十九日の忌明けの法要後に行うのが一般的。
忌中は故人がまだこの世に残っている期間なので、49日より前に形見分けをするのはタブーとされています。
神式五十日祭の忌明けの法要後に行うのが通例です。
忌中は死者のけがれが残る時期で静かに故人を偲ぶ習わしがあるため、忌明け前は形見分けに適していません。
キリスト教形見分けの概念がキリスト教にはもともとありません。
しかし没後30日目の追悼ミサの後に、形見分けを行うケースがあります。

上記の法要後に、改めて遺品を贈る相手を自宅に招くか、または先方に伺うかして形見分けを行います。

直前で慌てることのないよう、余裕をもって準備しておきましょう!

形見分けをする際の注意点3つ

方法

なお、形見分けをする際に注意すべきは時期だけではありません。正しいマナーで形見分けを行うために、以下3つのポイントもおさえておきましょう。

形見分けの注意点

  • 目上の人に形見分けはしない
  • 受け取る側が喜ぶようなものを選ぶ
  • 形見分けする品は基本的に梱包しない

順番に一つずつ解説していきます。

注意点1.目上の人に形見分けはしない

まず形見分けは通常、目下の方を対象に行います。

目上の人に形見分けはNG
  • 親のものを子へ
  • 兄や姉のものを弟妹へ
  • 先輩のものを後輩へ…など

よって、目上の人に形見分けをするのはマナー的に失礼です。本人からの希望がない限りは、目上の人に形見分けするのは避けましょう。

注意点2.受け取る側が喜ぶようなものを選ぶ

形見分けに贈る一般的なものは、衣服やカバン、時計、家具、アクセサリー、趣味で集めたものなどがあげられます。先方の年齢や好みに合わせて、相手が喜ぶようなものを選んで贈りましょう。

形見分けは受け取る側への思いやりが大切です!

そもそもですが、形見分けは必ずやらなきゃいけないものではありません。よって相手が形見分けを希望しない場合は、​​​​無理に贈らないほうが良いです。

礼儀として贈る品はできるだけ綺麗な状態にしておきましょう。衣類はクリーニングに出し、それ以外のものはほこりや汚れを取り除いておくのが好ましいです。

注意点3.形見分けする品は基本的に梱包しない

また、形見分けの品はプレゼントとは違うので、基本的に箱に入れたり包装したりしません。

一般的なのは、半紙などの白い紙に包んで渡す方法。水引はかける必要はなく、もし書き添えるのであれば遺品もしくは偲び草の言葉が適切です。

なお、形見分けは基本的に手渡しするのが礼儀ですが、相手の体調や住んでいる場所によっては郵送を余儀なくされることもあるはず。その場合も梱包は最低限で問題ありません。

品だけ送るのは少し寂しい感じがするので、感謝や遺品への想いを手紙にして一緒に送ると良いでしょう!

形見分けをきちんと済ませたいなら遺品整理業者を頼るのもあり!

業者2

形見分けは、故人の親族や知人とともに大切な人との思い出を共有する時間。故人を想って穏やかなひと時にしたいですが、風習やマナーを大事にする日本では、対応を誤ると信頼を損ねる可能性もあります。

また遺品の価値によっては、思わぬトラブルに発展するケースも少なくありません!

例えば、遺品の相続に関すること。形見分けの品としても選ばれる骨董品やアクセサリー、着物などは、市場価値がつけば相続財産の対象になり、受け取れば贈与税がかかります。

相続遺産の例

  • 不動産
    • 宅地
    • 農地
    • 自宅
    • 借地権など
  • 動産
    • 骨董品
    • 絵画
    • 宝石類
    • 着物など
  • 金融資産
    • 現金
    • 預貯金
    • 株式
    • 小切手など

何もわからないまま手渡したり、相手が受け取ったりしてしまうと知らぬ間に税金がひかれてたというトラブルになりかねません。

  • こういったトラブルを防ぎ滞りなく形見分けを済ませるのであれば、遺品整理業者を頼る手もあります!

遺品整理業者は、遺品の仕分けや運び出し、不用品の処理など、時間や手間のかかる作業を代行してくれるサービスで、遺産相続の相談も可能。プロの力を頼れば、労力の負担を減らすだけでなくお金の不安も軽減できます。

遺品整理業者はたくさんあります が、特におすすめなのは 遺品整理110番

公式サイトhttps://ihinseiri110.com/
提携業者数1,000社以上
サービス内容遺品の仕分け、分別・梱包、不用品処理、法務手続き代行、廃車手続き代行 など
電話番号0120-849-120
受付時間24時間365日 
運営会社シェアリングテクノロジー株式会社
本社所在地愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F
創業2006年 11月

遺品整理110番では遺品整理に伴う一般的な作業がセットになった基本プランが用意されており、仕分けから処分までを全て一貫して引き受けてもらえます。

他にも遺品整理の買取や査定なども行なっているので、 遺品整理110番 に依頼すれば相続対象になる遺品があるかどうかを形見分け前の段階で把握できます。相続や形見分けで困ったことがあれば、専門知識が豊富なスタッフが親身になって相談に乗ってくれるでしょう。

全国対応しており、相談や見積もりのみなら無料です。わからないことを相談しながら遺品整理を済ませたいという方はぜひ問い合わせてみてください!

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まとめ:形見分けをいつやるかは大事なポイント!宗派にあった適切な時期に大切な遺品を贈ろう

形見分け いつ

というわけで、形見分けは昔からの風習で細かいマナーがあります。

正しい時期に形見分けするのも大事なマナーの1つ!

早く始めてしまうと失礼に値するので、自分の宗派に適したタイミングで形見分けしていきましょう。

宗派別|形見分けを行う適切な時期

  • 仏式
    • 四十九日の忌明けの法要後に行うのが一般的。
  • 神式
    • 五十日祭の忌明けの法要後に行うのが一般的。
  • キリスト教
    • 形見分けの概念がもともとない。しかし没後30日目の追悼ミサの後に、形見分けを行うケースがある。

形見分けは、故人と親交のあった人たちと顔合わせできる時間でもあります。

 風習を重んじる気持ちやマナーはもちろん大切ですが、ちゃんとやらなきゃと意気込みすぎず、故人との思い出に浸る温かいひとときも味わっていきましょう。

なお、形見分けのトラブルを回避したいなら遺品整理業者を頼るのもあり。遺品整理の完全サポートはもちろん、相続や形見分けで困ったことがあれば専門知識をもったスタッフから適切なアドバイスをもらえるでしょう。

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