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遺品整理業者とのトラブルは嫌だ!過去の事例からあなたは未然に防げる

遺品整理業者 トラブル

せっかく遺品整理業者に依頼しても、トラブルになるとか絶対に嫌じゃないですか?なんだか、めんどくさそうですよね?

  • 大切な方が使っていた物であれば、きちんと整理して供養してあげたいと誰もが思うのではないでしょうか。

この記事で分かること

  • 遺品整理業者とトラブルになった時の対処法
  • 実際にあったトラブルの内容を知りたい
  • 遺品整理業者とトラブルを避ける方法

こんな悩みを解決できる記事になっています。

今までの人生で遺品整理なんてやったことがなくて、はじめて経験する人も多いのではないでしょうか。過去のトラブルの事例を知っておけば、あなたは事前に準備することができますし、もしトラブルに巻き込まれても、対処の仕方が分かれば安心できると思います。

今まさにトラブルに巻き込まれていて『すぐに相談したい』という方は、遺品整理業者とトラブルになった場合 からどうぞ。あなたの味方になってくれる『場所』はあるので、大丈夫です。

この記事を読み終えれば、遺品整理業者についての知識が数倍レベルアップしますよ!そしてあなたは、トラブルを未然に防げるはずです。

目次

遺品整理業者とのトラブルが増加中?!

ステップ

まずこちらの図を見てください。これは消費生活センターに問い合わせがあった、トラブルの件数をグラフにしたものです。

遺品整理業者 トラブル 図解1

トラブルが増加傾向なのが分かるかと思います。根本的な原因は、悪質な業者が増加したことと、業者に依頼する人が増えたことにあります。

トラブルが増えた原因

  • 遺品整理業界に参入する『業者』が増えた
  • 遺品整理を業者に依頼する『人』が増えた

業者も依頼者も増えているので、結果トラブルも増加してしまいます。でも、なぜ遺品整理業界に『業者』や『依頼者』が増えたのでしょうか?

下記でそれぞれ解説してみます。

遺品整理業界に参入する『業者』が増えた

遺品整理業界に参入した業者
  • 便利屋
  • 引越し業者
  • リフォーム屋
  • 不用品回収業者

こういった業者などが、需要の増加にともない『遺品整理』をサービスの1つとして行うところが増えました。

業者の中にはごく一部ですが『部屋を片付ける』だけで、供養や形見分けなど『遺品の整理』として、きちんと処置しない業者もいます。もっと悪質な業者だと、依頼者が『遺品整理に詳しくない』ことを利用して、高額な料金を請求をしたり、不当な買取りを行ったりします。

依頼者が『遺品整理業界に詳しくない』は、業者にとっては好都合なんだ…

  • このように利益を上げやすいことが、参入する業者が増えた原因だと思います。

遺品整理を業者に依頼する『人』が増えた

依頼する人が増えた理由は、遺品整理を『できる人がいない』これが大きな原因かと思います。

遺品整理ができない理由
  • 孤独死
  • 少子化問題
  • 核家族の増加

昔と比べると、親や親戚と同居する家庭が減り、地方に自分達だけで生活する人達が増えました。そして同時に、遺族(整理をする人)の年齢も高齢化が進んできています。

つまり、亡くなった人の側に遺族がおらず遺族も高齢になってきているので、遺品整理をできる人が減ってきてます。遺品整理を『業者』に頼む人が増え、業界の需要は高くなってきています。

遺品整理業者とトラブルになった場合

もし業者とトラブルになったらどうしたらいいの?

トラブルになってしまったら心配ですよね。しかし大丈夫です、安心してください。ちゃんと相談できるところはあります。

  • 重要なのは、トラブルになり自分で解決するのが難しいと判断した時点で、話を止めること!
遺品整理業者 トラブル 図解3

トラブルの内容別に、相談先を選びましょう。

相談できるところ

  • 消費生活センター
  • 遺品整理不正防止センター
  • 警察相談専用電話

下記で3つを紹介します。

消費生活センター

消費生活センターは行政機関のひとつ。

近くにある消費生活センターにトラブルを相談すると、クーリングオフなどの解決方法を教えてくれます。

相談内容
  • 契約しても作業が始まらない
  • 高額なキャンセル料を請求される
  • 見積書より高額な費用を請求された

『消費者生活センターページ都道府県一覧』から、都道府県別に消費者センターを紹介しています。

遺品整理業者 トラブル 図解2

ここで各センターの、相談できる曜日・受付時間・電話番号が調べられます。

また『消費者ホットライン』というものがあり、ここへ電話をかけると最寄りの消費者センターを紹介してくれるので、自分で探す手間が省けます。

遺品整理業者 トラブル 図解5

【 電話番号 】
188(局番なし)

【 受付時間 】
平日 9:00 ~ 17:00
土日・祝日 10:00 ~ 16:00 

※相談できる時間は、各消費生活センターにより受付時間は異なります

遺品整理不正防止センター

遺品整理不正防止センター

一般社団法人『遺品整理士認定協会』が運営する、民間の組織です。

相談内容

業者の不正
不法投棄された
遺品を壊された

遺品整理全般のトラブルを受け付けています。

業者の不正行為や不正回収・売却・高額請求などのトラブルを受け付けています。
また内容によっては、関係機関や消費者センターを通して関係機関の指導のもと、適切な対処に努めています。

【電話番号】
0123‐42‐0507

【受付時間】
平日 9:00 ~ 18:00

警察相談専用電話 

警察相談ダイヤル#9110

『警察相談ダイヤル#9110』という、警視庁の総合相談窓口です。様々な相談を総合的に受け付け、内容に応じて窓口を案内してくれます。

遺品整理業者 トラブル 図解4
談内容
  • 悪質商法
  • 強引な契約
  • 解約しようとしたら脅迫

遺品整理業者に脅しのような脅迫を受けているなど、事件性が高い場合は警察に連絡するのが安全です。

【電話番号】
#9110 または 03‐3501‐0110

【受付時間】
平日9:00 ~ 17:00

遺品整理業者とのトラブル具体例【料金編】

お金

ここでは過去の事例から、実際に起きた『お金のトラブル』を紹介します。

よくあるお金のトラブル事例

  • 高額請求
  • 強引な営業
  • 追加料金を取られる
  • 買い取り値段が不当
  • キャンセル料を過剰に請求

作業後に理由をつけて料金を請求されるのを防ぐため、見積書には『追加料金等の費用は一切発生しない』と一筆書いてもらうようにしてください。

では解説していきます。

高額請求

遺品整理業者でいちばん多いトラブルが、このケースです。

高額請求
  • 契約書を交わしたあとから、追加料金を請求
  • 遺品整理についてよく分からない人に、高額な料金を提示

遺品整理をはじめて行う人も多いと思うので、相場が分かりずらい傾向にあります。多くの業者に見積もりをとって、相場を把握することで防げます。

『見積もり時には気づかなかった』などと言って、追加料金を請求されるのを防ぐため、見積書に『追加料金は発生しない』と一筆書いてもらうことで防げます。

強引な営業

強引な営業
  • 恐怖感を与える
  • 高圧的な言葉使い
  • 営業電話を繰り返す
  • 契約するまで帰らない

『断れない』という状況に追い込み、悪質な業者が強引な方法で契約を取る手法です。高齢者や女性を狙うケースが多く、怖くて契約をしてしまう場合も実際にあります。

そこからさらに高額な費用を請求したり、またキャンセル料を取るなど二次被害にもなりやすいです。

追加料金を取られる

追加料金
  • 作業員を増やした
  • 作業時間が長くなった
  • 想定より物量が多かった
  • トラックの台数を増やした

このような理由で、追加料金を請求されるといった事例があります。相談は月に数百件もあるということで『追加料金』は、いちばん多いトラブルになります。

悪質なものになると、当初の見積りの3~4倍もの料金を請求されることもあるそうです。業者側の理由で追加料金を請求するのは、最初は『安い』と思わせて、後から高額請求をする汚い手口です。

買い取り値段が不当

悪質な業者だと価値のある売れそうな物でも、買い取らない・安価で買う、このようなケースがあります。理由は簡単で、自分の利益になるからです。

依頼者が気付かないケース
  • 遺品の価値を知らない
  • めんどくさいから業者の言いなり値段
  • どれが売れる物か素人には判断が難しいですが、事前に自分で調べたり、複数の業者に見積もりを依頼をすることで防げます。

キャンセル料を過剰に請求

依頼者の事情で解約を伝えたところ、契約の取り消しによるキャンセル料を過剰に請求されるトラブル。悪質業者だと内金の返金に応じなかったり、キャンセル料に加えて違約金を請求されることもあります。

キャンセル料
  • 知らされていない
  • 説明されなかった

このようなケースがとても多いです。…しかしキャンセル料を請求されることが、すべて悪質というわけではありません。

ホテルなどでもそうですが、連絡するタイミングによっては請求されることはあります。その場合『作業の〇日前からはキャンセル料が発生する』など、ホームページに記載・見積書に記載されています。

遺品整理業者とのトラブル具体例【作業編】

運ぶ

ここでは過去の事例から、実際に起きた『作業上のトラブル』を紹介します。

よくある作業のトラブル事例

  • 作業が雑
  • 不法投棄する
  • 近所とのトラブル
  • 貴重品を盗まれる
  • 態度・口調が威圧的
  • 必要な物を捨てられる
  • 無許可で営業している

作業のトラブル事例【番外編】

  • 作業に来ない

作業が雑

遺品を『ゴミ・ただの物』として乱雑に扱い、作業中に壊したり傷つけてしまうケース。遺族にとっては大切な物でも、他人や業者にとっては不用品となるので、悪質な業者だと雑に扱う業者も中にはいるようです。

また、必要な部分に『養生』をして保護した状態で作業せず、家の中を傷つけてしまうこともあります。スキルが低い遺品整理業者に発生するトラブルです。

作業が雑
  • 大切な物を処分
  • 高価な物を破壊

いい加減で雑な作業により、依頼者からの被害相談もあるようです。早く作業を終わらせたい為に、きちんと確認せず回収や処分をする業者もいます。

不法投棄する

遺品を破棄するには、各自治体の指定した場所に『処分費用』を払って処理する必要があります。あなたが支払う料金の中には、あらかじめ処分費やリサイクル料金が含まれています。

遺族の要望がある場合
  • 遺品の供養
  • リサイクル品として扱う

要望がある場合、業者は適切な処理をしなければなりません。しかし悪質な業者になると『処分費用』を浮かせるために、人目のつかない山中や川底に沈め不法投棄してしまうのです。

ちゃんと支払っている!業者が不法投棄しようが、自分には関係ないのでは?

  • もしあなたが無許可業者だと知っていて依頼した場合、懲役5年以下か1000万円以下の罰金または、その両方が科せられることになります。

無許可業者だと知らなくても、依頼者の身元が分かると、警察の事情徴収を受けて法的な責任を問われることもある。不法投棄の罪はとても重い。 

近所とのトラブル

ご近所とトラブルになるケースをまとめてみました。

【 挨拶がない 】

作業当日は一軒家ももちろんですが、特にマンションやアパートの場合、周りの方にも迷惑をかけることとなります。あらかじめ『お知らせ』がないと、トラブルに発展するケースも。

【 家の壁に傷 】

遺品を家からトラックまで運ぶ動線に近所の家があると、壁を傷つけてしまうことがあるので『養生』といってマットなどで保護するのが普通。このような作業をせず運搬中に、家の壁に傷をつけてしまうトラブル。

【 作業中の騒音 】

家具等を移動させると、どうしても『音』は発生してしまいます。ドアの開閉音も何回も繰り返し行われると、騒音としてストレスに感じても仕方がありません。床に物を落とさないようにすることも重要。作業員の大声での私語もトラブルのもとに。

音を外に漏らさないようにできるだけ窓やドアは閉めて作業をするのが一般的ですが、このようなことをしない場合に『騒音』としてトラブルなる。

【 共用部分に物が置いてある 】

原則としてどのマンションやアパートも廊下など共用部分には物を置くのはNG。とはいえ運搬には共用部分を使用することになるので、一時的に物を置いたりすることはあります。

業者もマンション・アパートの管理会社や管理組合に作業することを事前に伝えることがほとんどなので、張り紙で他の住人に管理会社の方から『お知らせ』があるのが一般的。

業者が管理会社に伝えていないと、このようなことでトラブルになるケースもあるようです。

貴重品を盗まれる

貴重品・貴金属・現金などを盗まれるといったケース。無くなっていることに後から気づき、トラブルになるようです。

特に『立ち会わない』ことで起こりやすいようです。故意に盗む悪質な業者がいます。

盗まれた物の事例
  • 財布
  • 商品券
  • 装飾品
  • 骨董品
  • 高級時計
  • スマートフォン

また『へそくり』は、いちばん盗まれやすいと言われています。理由は『遺族も知らない』ことがほどんどなので、見つけても報告せず盗んでしまうようです。

遺族は、へそくりがあったことすら知らない…

【 業者の言い訳 】

  • 知らない
  • 処分した
  • そんな物はなかった
  • 高価な物であれば盗まれた上に、片付け費用も払うことになるので、大きく損をすることになってしまいます。

態度・口調が威圧的

めんどくさい・早く作業を終わらせたい、といった理由から態度が乱暴であったり、強い口調で依頼者が委縮してしまうケースもあるようです。実際には見積もりに来た人と、作業する人は違うことがほとんどです。

悪質な業者はお年寄りや女性だけだと、強気に出てくるかもしれません。男の人・知り合いに頼んで、立ち会ってもらうといいと思います。

必要な物を捨てられる

必要な物を処分される
  • 現金
  • 貴金属
  • 貴重品
  • 重要な書類
  • 土地の権利書

悪意がなくミスの場合もありますが、処分した物は基本ほとんど戻ってきません。『勝手に遺品を処分された』と後からトラブルになるようです。

  • あらかじめ自分で仕分けておくことで防げますが、作業当日はできるだけ立ち合いましょう。

処分する・しないは依頼者が判断するようにするといいです!

無許可で営業している

遺品整理に必要な許可
  • 古物商許可
  • 一般廃棄物収集運搬許可
  • 一般貨物自動車運送事業許可
  • 家電リサイクル券取扱店舗登録

遺品整理をやるには、このような許可が必要になります。

スクロールできます
古物商許可ご遺族から預かった中古品を販売するのに必要。
一般廃棄物収集運搬許可家庭系一般廃棄物(家庭から出る廃棄物)と、事業系一般廃棄物(事業所から出る廃棄物)を収集したり、運搬するのに必要。『産業廃棄物収集運搬業許可』でも可。
般貨物自動車運送事業許可ご遺族のものである遺品を運ぶ場合に必要。
家電リサイクル券取扱店舗登録エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機、これらを処分するのに必要。

取得していれば自社のアピールポイントになるので、記載があるはずです。

ホームページで確認するようにしましょう!

作業に来ない【番外編】

当日になっても作業に来なくて、契約料や内金だけ取られドタキャンされたというケース。めったにないですが、過去の事例トラブルとしてあったようです。

成人式当日に閉鎖した振袖の販売企業もありましたね!

自分でできる遺品整理業者とトラブルを防ぐ方法

トラブル

できることならトラブルは避けたいですよね…

ここでは『自分でできるトラブルを未然に防ぐ方法』を紹介します。事前に知っておくことで、あなたはトラブルに合う確率を減らすことができますよ。

トラブルを防ぐ方法

  • ホームページの確認
  • 費用を把握しておく
  • 作業に必ず立ち会う
  • 貴重品と残したい物の確保
  • 複数業者から見積もりを取る

ホームページの確認

候補の業者が見つかったらホームページの確認をするようにしましょう。

もしあなたが旅行先のホテルを決める場合、ホテルのホームページは見ますよね?

大切な人と行く旅行なら、部屋・お風呂・料理・設備、これらの写真って、気になりませんか?ホームページは自社を宣伝する最強の武器になります。

ホームページ
  • 口コミ
  • 過去の事例
  • 料金の記載
  • サービス内容
  • 遺品整理業者も同じ。自社を宣伝できる最大の『場』になります

業者を決める場合は、必ずホームページは確認してください。正直、ホームページがないような業者は即却下でOKです。

費用を把握しておく

業者の言いなりにならないよう、あなたも遺品整理にかかる費用をあらかじめ把握しとくといいです。

遺品整理 費用 図解1

これは遺品整理にかかる費用の目安になります。相場が分かれば、料金のトラブルを事前に防ぐことができます。

遺品整理業者の料金相場が決まるポイント6つ【一軒家とマンションでは費用が違う?】 は、遺品整理にかかる費用をまとめた記事になります。

ちょっとチラ見せ

  • 業者によって費用が違うのはなぜ?
  • 業者が費用を上乗せするポイント
  • 費用を安く抑える方法

こういったことがまとめてあります、参考にしてください。

作業に必ず立ち会う

作業当日は必ず立ち会うようにしましょう!

立ち会わなくて起きたトラブル事例
  • 間違って処分された
  • 壁や床に傷がついた
  • 追加料金を請求された
  • 管理会社とのトラブル
  • 現金・貴重品を盗まれた
  • ちゃんと作業がされていない

自分が行けない場合でも、信用できる人に頼むなどして第三者を立てるべきです。

悪質な業者の中には、立ち合いを断るケースもあります。こういった業者は『隠す』ことを目的としているといっても過言ではありません。依頼するのをやめましょう。

またどうしても自分で行けない・頼める人もいないといった場合には、代行して立ち会ってくれるサービスもあります。

遺品整理不正防止センター

【 料金 】
半日代行 : 14,000円
一日代行 : 20,000円

遺品整理の知識を持つ

遺品整理業者とトラブルになる原因として、依頼者側が『遺品整理業界に詳しくない』というのが根本にあると思います。

でもこれは仕方がないことで、今までの人生の中で『遺品整理をする機会がなかった』というのがほとんどなので、業界のことを知らなくて当然!

もしあなたが遺品整理をするとなったら、はじめにちょっとこの業界のことを知ってもらえると嬉しいです。僕も遺品整理の勉強をするのに数多くの本を読みましたが、とても参考になった本を1つ紹介します。

この本を読めば、遺品整理業界のことを一通り知ることができるはずです。

ちょっとチラ見せ
  • そもそも遺品整理って何?
  • 遺品整理は引っ越しの3倍大変!!
  • 遺品整理は大変なことばかりでない

また 優良業者の見極め方 も紹介しているので、あなたが業者を選ぶときの参考にしてください。

貴重品と残したい物の確保

あらかじめ貴重品は自分で確保しておくと、業者に盗まれる・捨てられる心配もないです。すべての遺品整理をすることは難しくても、貴重品だけは保管しておけば自分たちも安心できます。

主な貴重品
  • お金
  • 通帳
  • 印鑑
  • 権利書
  • 貴金属

業者は、金額・価値に関係なく、作業中に出てきた物を依頼人に報告する義務があります。言うまでもありませんが、貴重品を盗むのは『犯罪』です。

もし業者が盗んだことを認めず立証できなくても、被害届・過失物届を出すことはできます。

日時や場所がある程度分かれば『窃盗罪』が成立することもあるんだ!

【盗まれたと思ったら相談】
警察相談ダイヤル#9110

また貴重品だけでなく、残しておきたい物も仕分けして別で保管しとくようにしましょう。上記でも紹介しましたが、間違って業者に処分されてしまうトラブルもあります。

よく事例としてあるのが『着物』で、値段がつかない売る物としては価値のない物でも、遺族にとっては思い出のある価値の物であったりします。あなたが大切だと思う物は、業者は分かりません。残してあるものは『すべて処分されてもいい』くらい仕分けができると、こういったトラブルは起きずに済みます。

複数業者から見積もりを取る

遺品整理の依頼をするときは、絶対に1社だけで判断しないでください。見積もりを数社から取ることで、下記のようなメリットがあります。

複数業者から見積もりを取るメリット
  • 費用が比べられる
  • サービスを比較できる
  • スタッフの対応が比べられる
  • 希望に合った業者を探せる

【遺品整理業者探しはプロに任せよう】おすすめの紹介サービス5選 では、一度に数社から見積もりを取ることができます。自分で探さなくても、プロが遺品整理業者を選定して紹介してくれるので安心できて楽です。

  • 『コンシェルジュ』として、ホテル並みの待遇をしてくれる仲介業者もいるんですよ。
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遺品整理のトラブル【番外編】

ゴミ

遺品整理におけるトラブルは業者だけでなく、身内・親族でも起こる場合があります。

身内・親族でのトラブル

  • 遺産相続
  • 形見分け
  • 費用を誰が負担
  • 勝手に持っていく
  • 知らない人が来る

亡くなった人も、自分の遺した物で親族がトラブルになるのは辛いことでしょう。解決策として、事前に話し合う・親族で整理するといった方法があると思います。

自分の意見ばかりを言うのではなく、相手が何を言いたいのか、他の親族の意見も聞くようにしましょう。

遺された親族の意見をみんなでまとめて、納得した上で遺品整理を進めてくださいね!

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