【知らなきゃマズイ】遺品整理業者に頼むメリット・デメリットを解説

業者に頼んだ場合の、メリット・デメリットもあらかじめ知っておきたい。こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

この記事で分かること

早速ですが1つアドバイスです。メリットより『デメリット』を重要視してください。

例えば、あなたが電化製品を買ったとしましょう…。使用していて満足する機能より、不満に感じる機能のほうが気になりませんか？

• メリットは当たり前になりますが、デメリットは不満として残ります。

デメリットをきちんと理解した上で『それでも依頼したいと思う』が大切です。ついでにこの記事を読めば、遺品整理業者がどんな業者なのかもわかりますよ。

後半では 『こんな人は業者に頼んだほうがいい・頼まなくてもいい』 も紹介していきますね。

遺品整理業者とは？

まず最初に少しだけ『遺品整理業者』とは何かを解説します。

遺品整理士は専門的な知識や、故人への敬意・感謝、ご遺族への配慮をもって業務を行うプロです。遺品の取り扱い方や法規制の知識も豊富なので、信頼できて頼もしさを感じられることでしょう。

遺品整理は、時間と労力のかかる大変な作業。

遺品整理士を中心に、片づけを心を込めてやってもらえることは、ご遺族にとっては大きな存在になると思います。

しかし業者に頼むということは、人によってそれぞれメリット・デメリットがあると思います。すべてがいい面ばかりでなく、悪い面もあるということです。

では、遺品整理業者に頼んだ場合の『メリット・デメリット』を、下記でご紹介します。

遺品整理業者に頼むデメリット

まず遺品整理業者に頼むデメリットを紹介します。　最初にも書きましたが、メリットよりもデメリットが重要です。

遺品整理業者に頼むデメリット

特に大事になるのが『トラブルになる可能性』という点です。業者に頼むことで、自分が想像してなかったようなトラブルが起こる可能性があるので、問題点を事前に把握しておけるといいと思います。

費用がかかる

業者に頼んだ場合、部屋の状況・間取り・作業時間によりますが、1名から6名ほどで作業します。あなたが自分でやらなくていい分、当然ながら『費用』が発生します。

• 自分でやるよりもかなり高額な料金がかかります。自分でやったほうが圧倒的に安く済みます。

費用が高額になることが、業者に依頼する最大のデメリット。

遺品整理業者の費用のことをもっと知りたい人は、遺品整理業者の料金相場が決まるポイント6つ【一軒家とマンションでは費用が違う？】 も参考にしてください。

業者選びが大変

そもそも『業者選びが大変』というのもあります。全国に1万件以上ある遺品整理業者から、一体どの業者を選べばいいのか、業者を選定するだけでも大変だと思います。

業界に詳しい人が近くにいれば相談できるかもしれませんが、そうでない場合どんな業者がいいのか分からないですよね？

どのように業者を探したらいいのか分からない人は、【遺品整理業者探しはプロに任せよう】おすすめの紹介サービス5選 で『遺品整理業者』をプロに探してもらう方法もあります。

• 自分で探すよりも、圧倒的に安心して依頼することができるはずです。ぜひ参考にしてみてください。

思い出を整理する時間

これはメリットでもあるのですが、業者に頼んだ場合、数日で作業が終了します。そしてほとんどの場合、1日で終えます。これは1日で作業が終えられるように、事前に作業人数を調整してるためです。

思い出の詰まった物や空間が短期間でなくなってしまうと、寂しく思うかもしれません。

少しずつ手に取って思い出に浸りたい人だと、数日で終わってしまい、心の整理ができないかもしれません。

トラブルになる可能性がある

業者に頼むことによって、場合によってはトラブルに発展する可能性があります。悪質な業者だったり、依頼内容の認識の違いで起こる場合が出てきます。

これらの項目は、自分で遺品整理でやった場合は絶対に起こらない問題です。トラブルに関することは、遺品整理業者とのトラブルは嫌だ！過去の事例からあなたは未然に防げる。 で詳しく解説しています。

遺品整理業者に頼むメリット

業者に頼むメリットは、労力と負担を減らすことができることです。あなたは何もしなくて大丈夫です。

自分で遺品整理をやる場合、驚くほどやることがあります。それが『すべて任せられる』というのは、大きなポイントになると思います。

業者に頼むメリット

• 『すべて任せられる』はかなり細かく項目を並べたので、参考にしてみてください。

1日で終わる

自分でやると圧倒的に時間がかかりますが、業者に頼むと基本的に1日で終わります。早く遺品整理を終わらしたい・時間を節約したいと思う方には最適です。

すべて任せられる

遺品整理業者というのは、本当にいろいろなことをやってくれます。

このような『片付け以外』のこともやってくれます。ご遺族が負担に感じることをすべて任せられるのは、心強い味方になってくれるはずです。

上記内容をもう少し解説してみます。

処分	家具や電化製品、衣類、燃えるゴミ、燃えないゴミ、家の中にはさまざまな物がある。簡単にごみ収集日に捨てられるものであればいいですが、簡単に捨てられない物もある。 例えば、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機、これらは『家電リサイクル法』によって処分の仕方が決められています。大きな家具なども自分で処分するのは、動かすのもかなり大変。 自分では重労働でできない部分を頼めるのは、大きなメリットになる。
供養	仏壇・ご位牌・神棚・人形・写真や故人が大切にしていたものなどは、処分に困る代表的な物。遺品整理業者では、供養サービスなどを行っているので安心できる。
清掃	家の状態によっては『特殊清掃』なども必要になるかも。亡くなってから時間が経っている・自殺・事故死・孤独死などが当てはまる。多くの遺品整理業者が、特殊清掃にも対応している。
買取り	遺品整理業者の中には『古物商許可』を持っており、買取りを行ってくれるところも。 骨董品や趣味で集めていたものは、詳しくないと価値が分からず、自分で整理をするとそのまま処分してしまうケースもあります。 買取りまで一貫で行ってくれると、価値を見極めてくれるので貴重な物を捨てることがなくなり、請求額から『買取り額』を差し引いてくれる。
物を探す	貴金属・通帳・不動産関連の書類などを、ご遺族の代わりに探索。遺品整理業者は捜索する技術も身につけているので、高確率で見つけてくれる。
相続などの相談	相続手続き・空き家の対策などで悩むご遺族も。顧問弁護士や提携業者と提携している業者もいるので、相談することができる。空き家の売買・リフォームの相談もできたりする。
家具等の運び出し	遺品整理はかなりきつい作業になる。大型家電・家具などを家の外に出すだけでも重労働。業者に依頼することで搬出もすべて行ってくれるので、体力的な負担を軽減できる。
物置解体・庭木伐採	一軒家だと外も片付ける必要があります。庭にある木や石、物置なども含まれる。他にも車庫や納屋などもあるかも。

遺品整理業者が行なっているサービス内容 も別記事で紹介しているので、参考にしてください。

場所が遠くてもいい

僕のおばあちゃん家がこのケースだったのですが、物理的に『距離が遠い』という問題がありました。

自分で遺品整理を行う場合だと、とにかく日数がかかります。新幹線の往復代や宿泊代などもかかるため、最初から業者に依頼したほうが安く済ませられるかもしれません。

• 作業当日は基本的には『立ち会う』ほうがいいですが、どうしても無理であれば、立ち会わなくても作業はしてもらえます。

遺品整理業者に頼んだほうがいい人

どんな人だと、遺品整理業者に頼むといいのでしょうか。下記でまとめてみました。

遺品整理業者に頼んだほうがいい人

上記でも紹介したように、業者に頼む最大のメリットは、労力と負担を減らすことができることです。遺品整理は想像以上に重労働で、途中で業者に依頼する人もいるくらいです。

1つ1つゴミを分類し、処分する物・残す物を判断する作業は、とにかく大変です。

業者に依頼することで費用はかかるが、労力と負担を減らすことができる

遺品整理業者に頼まなくてもいい人

どんな人だと、遺品整理業者に頼まなくてもいいのでしょうか。下記でまとめてみました。

遺品整理業者に頼まなくてもいい人

上記でも紹介したように、業者に頼む最大のデメリットは、費用がかかることです。遺品整理を自分で行える人は、思い出を整理しながら自分のペースで安く済ませられます。

すぐに気持ちの整理がつかない人や、体力に自信があって周りにも手伝ってくれる人がいる場合は、業者に頼まず自分でやるのも方法の1つです。

また途中で業者に依頼することもできるので、とりあえず『自分でやってみる』もいいと思います。

思い出を整理しながらゆっくり片付けたいなら、自分でやることで費用も抑えられる

失敗しない業者の探し方【裏話あり】

業者選びに失敗してしまうと、あとから後悔しかねません。後悔したくないなら、業者選びには慎重になったほうがいいです。

どういったところを注意して選んだらいいか分からない人は 遺品整理の優良業者の見極め方マニュアル【初心者向け】 で優良業者の見極め方を詳しく紹介しています。参考にしてみてください。

• 次に遺品整理業者の『裏事情』を紹介します。こちらも、業者を選ぶ際の参考にしてください。

遺品整理業者は大きく分けると、『全国展開』と『地域限定』の2つに分かれます。担当できる地域の範囲が、業者によって変わってきます。

それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

全国展開している業者

地域限定の業者

• 候補の業者が見つかったら、どちらのタイプかは知っておいてもいいかもしれません。

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