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大きな家具を処分したい。自分でやる?業者に頼む?カンタン賢い方法

大きな家具を処分

引っ越しや遺品整理のときに問題になるのが、大きな家具の処分。

重すぎて運べないし、捨て方が分からない。そもそも自分で処分したくても、体力的にできない…

このように『大きな家具』になると、処分には悩みますね。どうせなら少しでも安く処分したいですし、労力も掛けずに処分したいと考えるのではないでしょうか?

この記事で分かること

  • 自分に合う大きな家具の処分方法は
  • 自分で大きな家具を処分する方法
  • 業者で大きな家具を処分する方法
  • 大きな家具を処分する際の注意点

大きな家具を処分したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

自分に合う方法で大きな家具を処分したい

天秤

家具を処分する場合、人によってその考え方は違うと思います。少しでも安く済ませたい方もいれば、費用はかかっても手間を省きたい方もいることでしょう。

まず家具の処分方法として、大きく分けると下記の2つに分かれます。

大きな家具の処分方法

  • 自分で処分
  • 業者に依頼

では、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

自分で処分するメリット・デメリット

自分で処分する最大のメリットは、業者に頼むよりも圧倒的に安く済ませられることです。

  • しかしその分、手間はかかりますし危険も伴うことになります。

まず大きな家具を処分する際は、危険性があることを念頭に置いてください。手や足を家具ではさんだりしないよう、保護具の着用は必須になります。

保護具の例
  • 安全靴
  • 頑丈な手袋
  • 目の保護具

大きな家具を移動する際は、吊り上げ用ストラップを使用するなど、安全面の確認も重要です。処分する前に、安全な処分計画を立てるようにしてください。また事故防止のため、できるだけ人の手を借りるといいと思います。

費用を安く済ませることを一番に考えているなら、自分で処分する方法をお勧めします。しかし上記のように、危険性があることも忘れないでください。

具体的な自分で家具を処分する方法は、下記 で紹介しています。

業者に依頼するメリット・デメリット

業者に依頼する最大のメリットは、自分の手間を省くことができることです。

  • しかしその業者選びに失敗してしまうと、大きな損失になってしまう点もデメリットとしてあります。

不用品回収業者の中には依頼者が詳しくないことを利用し、不当な金額を請求してくるケースも多くあります。下記のグラフは不用品回収業者を利用して、消費生活センターに相談があった件数になります。(2022年は9月までの件数)

不用品回収相談件数
参照元:国民生活センター

しかしちゃんと業者を選定して依頼すれば、あなたの手間は『きちんとした金額』で解決することが簡単にできます。

あなたの悩みを業者が解決
  • 重すぎて運べない
  • 捨て方が分からない
  • 処分したくてもできない

きちんとした業者に依頼したければ、まずあなた自身がその相場をきちんと把握することが重要。複数の業者から見積もりを取ることで、おおよその費用は事前に把握できると思います。

具体的に業者に依頼する方法は、下記で紹介しています。

大きな家具を自分で処分したい

運ぶ

ここからは、大きな家具を自分で処分する具体的な方法を紹介します。

自分で処分することで、業者に依頼するよりも安く処分することができます。具体的には下記の4つになります。

大きな家具を自分で処分する方法

  • 家具を解体する
  • 自治体に依頼
  • リサイクルショップ
  • オークションサイトで売る

では、解説していきます。

家具を解体する

家具は解体することで、運搬や処分がしやすくなります。

小さくすることで、可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみとして処分することが可能になります。手間はかかりますが、費用は圧倒的に安く済ますことができます。

しかし家具の解体には危険性が伴うので、注意するようにしてください。また工具を持っていない場合、購入したりレンタルする費用は発生します。

使用する工具の一例
  • ドリル
  • ノコギリ
  • プラス・マイナスドライバー

電動の工具は楽に作業ができる分、危険になります。また床や壁などに傷をつけないよう注意する必要もあります。手間や危険が伴ってもとにかく安さを重視するのであれば、解体する方法がいちばんです。

自治体に依頼

家具を処分するための適切な手順や、適切に処分するために利用できる行政の制度などを確認する

  • 自治体に依頼することで、比較的安く家具を処分することができます。

ただし、決められた場所まで自分で運び出す必要がありますし、指定日まで処分できないといったデメリットもあります。住んでいる地域(処分したいと思っている地域)によって、ルールは異なります。

家具を自治体で処分する方法
  • 自宅近くで回収
  • 指定の場所まで持ち込み

地域によっては自宅付近での回収を行っていない所もあるので、指定の地域まで持ち込まないといけないケースもあります。

おおよその『処分費用』を紹介しておきます。

タンス1,000円~2,000円
ベッド500円~1,500円
ソファ500円~2,000円
テーブル500円~1,500円
食器棚500円~1,500円
いす~500円
テレビ台~1,000円
あくまでも目安になります

もっと詳しく処分方法や費用を知りたい場合は、全国自治体マップ検索 を参考にしてください。

自分で持ち出すなど多少の手間は発生しますが、自治体を利用することで業者を利用するよりも比較的安く処分することができる!

リサイクルショップ

リサイクルショップを利用することで、処分するだけでなく『お金』に変えられるかもしれません。自宅まで査定をしに来てもらうことで、自分で持ち出す必要もなくなります。そうなればまさに一石二鳥ですね。

  • しかし出向くとなれば、業者もそれなりに手間がかかることになります。なので出張料金が発生したり、家具によっては買取りが不可なケースもあります。

僕も何度か利用したことがありますが、電話の段階で断られることも多くありました。

買い取り不可になる家具の一例
  • 組み立て式の家具
  • ガラステーブル(運搬する場合)
  • ベット全般(人の接地箇所が多いため)
  • 壊れている・汚れている・傷がある家具

逆に国外問わず人気のあるブランドの家具であれば、中古市場でも需要があるので買取ってもらえる確率は高くなります。

家具のリサイクルショップは多くあるので、まずは電話での問い合わせからはじめてみてください。運よく買取ってもらえるようであれば、処分できるばかりでなく臨時収入にもつながります。

オークションサイトで売る

人気があるメーカーの家具であれば、一度に多くの方に見てもらえるのがオークションサイトを利用する方法です。しかし落札されなければいつまでも処分できませんし、大きな家具であれば送料も高くなります。

家具の写真をとったり記事を書いたりと多少のパソコンのスキルは必要ですが、価格を自分で設定することができますし、何より少ない労力で全国の人に商品を見てもらえるのは、ネットオークションの最大の魅力になります。

有名なオークションサイト

上記のサイトはネットオークションでは有名なサイトなので、安心してご利用できます。家具を処分するためには素晴らしいツールだと思います。

組み立て式や普通の家具だと、売れる可能性は低いかもしれません。タダでもいいから『送料だけ落札者に負担』という形であれば、あなたは少ない労力と費用で処分することができます!

大きな家具を業者で処分したい

スーパーマン

体力的に動かすのが大変だったり、自分でやるのが面倒くさいなら業者に頼めばすぐ解決できます。

  • 費用はかかりますが、圧倒的に楽に終わらせることができる方法です。

家具を処分する業者

  • 不用品回収業者
  • 遺品整理業者

これらの業者はあなたに代わって、大きな家具を処分してくれます。では、それぞれ解説していきます。

不用品回収業者を利用

不用品回収業者は大きな家具を処分するのに、便利な業者です。家まで来て家具を回収し、トラックに積み込み、有料で処分してくれます。

またマットレスやソファーなど特定の種類の家具は無料で処分してくれたり、回収だけでなく搬出・運搬サービスを行っている業者もあります。

  • その数は全国で3,500社ほどあると言われています。

もしよければ、いちど近所にある不用品回収業者を調べてみてください。いかに多くあるか分かると思います。

良い業者の条件
  • 見積書が明確
  • 料金体系が明確
  • 住所や電話番号が明確
  • 一般廃棄物収集運搬業の許可を取得している
  • ホームページがきちんとしている(実績・口コミなど)

優良な業者として上記のような所があげられますがよくわからない方だと、どの業者を選べばいいか悩む方もいるかもしれません。

そのような場合、プロに業者を選んでもらう方法というのもあります。

遺品整理エコノバ
スクロールできます
公式サイトhttps://www.econoba.jp/
提携業者数非公開
サービス内容家電処分、粗大ごみ処分、不用品回収、ごみ屋敷の片付け など
電話番号0078-6001-7655
受付時間24時間365日
運営会社株式会社パラダイム・ラボ
本社所在地東京都新宿区西新宿3-17-7 西新宿TOKビル4階
創業2003年 5月

エコノバ はあなたに代わって希望の条件から、不用品回収業者を紹介してくれるサービスになります。紹介料は無料で安心できる業者を選んでくれるので、自分で探す手間も省けて一石二鳥です。

複数の業者を紹介してくれるので、いちばん条件に合う業者を選べば良いだけです。無料で利用できるので、気になる方はいちど試してみてください。

公式サイトを見てみる

遺品整理業者を利用

実家の片付けや遺品整理のときに出てくる大きな家具の処分であれば、最初からすべて遺品整理業者に依頼するという方法もあります。

遺品整理業者は大きな家具の処分はもちろん、亡くなった方の片付け・整理に関することをすべて任せることができます。

遺品整理業者がやっている主なサービス
  • 供養
  • 遺品の探索
  • 各種手続きの代行
  • 遺品の買取り
  • 家の清掃

処分だけでなく売れそうな物は『お金』に変えてくれたり、物を探してくれたり、大変な遺品整理の作業をあなたに代わって行ってくれます。

『自分がやらないといけない』と悩んでいる方は、下記の記事が参考になるかと思います。

  • 家具の処分だけでなく、遺品整理のすべてを解決することができます。

大きな家具を処分したいなら覚えておくと便利なこと

紹介

ここからは、大きな家具を処分したい場合に『覚えておくと便利』なことを紹介します。

豆知識

  • 買い替えなら引き取ってもらえるかも
  • 無料回収業者には注意
  • 業者選びは3社以上から見積もりを取る

買い替えなら引き取ってもらえるかも

もしも新しく家具を買い替えるタイミングで今までの家具の処分に悩んでいるなら、引き取ってもらえるケースもあります。

このサービスを利用すれば、家具の処分に困る必要もないかもしれません。下記のショップでは、実際に家具の引き取りを行っています。

引き取りサービスをやっているショップ
  • ニトリ
  • IKEA
  • 無印良品
  • 大塚家具
  • ベルメゾン

ただし数千円ほど費用がかかる場合がありますし、新しく購入した数と同じ数量しか引き取らないなどの条件はありますが、手続きはとても楽に済みます。

  • もし上記のショップから家具の購入を考えているなら、処分に悩む必要はないですよ。

他のショップでも、引き取りサービスを行なっているかもしれません。いちど確認してみる価値はあるかと思いますよ!

無料回収業者には注意

街中を軽トラックなどで巡回し『不用品の無料回収』をしている業者がいますが、このような業者は絶対に利用しないほうがいいです。

なぜなら大型の家具を処分する場合、少なからず費用が発生します。なので『無料で引き取る』と言っていること自体、そもそもおかしいのです。

廃品を回収するには『一般廃棄物収集運搬業の許可』というものが必要になります。このような業者は、この許可を得ず勝手に営業しているケースも…

よくあるトラブル
  • 不法投棄
  • 追加料金の請求
  • 無料回収といいながら高額請求

この不法投棄というのは業者が『処分費用を浮かせる』ため、許可なく勝手に人目のつかない所へ捨ててしまう行為です。実は不法投棄された物の身元が判明すると、あなたが警察の事情徴収を受けて法的な責任を問われることもあるのです。

  • 一見、町中でトラックで回収しているので便利そうに思うかもしれませんが、このような業者は最初から利用しない方が賢明です。

僕は昔このような業者を利用して、水槽の上にあるフィルターを5,000円で引き取ってもらったことがあります。ちなみに水槽本体は30,000円だと言われました。(こちらは断りましたが)

僕が無知だったのが原因ですが、今考えても明らかに高いです。

評判の良い会社は、回収料金や提供するサービスに明確な方針を示し、常に法令を遵守しています。

業者選びは3社以上から見積もりを取る

大きな家具を処分するのに不用品業者や遺品整理業者・サイクルショップもそうですが、できるなら3社以上から見積もりを取ったほうがいいです。

  • 理由は、あなた自身が値段の相場を把握できるからです。そうすることで、費用についてのトラブルは避けることができます。

不用品業者で家具を処分したいと考えているなら、エコノバ のサービスを使えばいちどに複数の業者から見積もりを取ることができます。

また実家の片付けなど、親の遺品整理で家具を処分したいと考えているなら、【遺品整理業者探しはプロに任せよう】おすすめの紹介サービス5選 を参考にしてください。プロが遺品整理業者を選定してくれるサービスを紹介しています。

業者選びを失敗すると、大きな損失に繋がります。しつこいようですが選ぶ際には、3社以上から見積もりを取るようにしてください。そうすることでトラブルを減らすことができます。

まとめ:大きな家具を処分したいなら自分に合った方法がベスト

大きな家具を処分

今回は大きな家具を処分する方法を解説しました。大きく分けると下記の2つになります。

大きな家具の処分方法

  • 自分で処分
  • 業者で処分

それぞれメリット・デメリットがあります。費用を掛けたくない・手間を掛けたくない、人によって考え方は違うので、あなたに合った方法で処分してください。

大型家具の処分には、計画と準備が必要です。自分でやるなら安全対策をきちんと行ってからやってください。

そして業者で処分したいと考えているなら、できるだけ多くの業者から見積もりを取るのをおすすめします。

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