亡くなった人の物を処分したい…
でもどうせ処分するなら、少しでもお金に換えられたらいいですよね?
この記事で分かること
- 売れる物を紹介
- 高く売るコツ
- 自分に合った売る方法
- 売る際の注意点
遺品整理をするには、業者に頼む or 自分でやる、どちらにしても費用がかかります。
- しかし遺された物を売ることで、現金に換えられるかもしれません。
今回は遺品の中でも『定番で売れる物・意外な物』また、あなたに合った『売る方法』も紹介します!
亡くなった人の物は売れる!
亡くなった人の物も全て『処分』と考えるのでなく、売れる物はきちんと『売る』ことで現金に換えられます。
現金に換えられたら、負担も減るのではないでしょうか。まず定番でよく売れる物を紹介します。
定番に売れる物
- 車
- 楽器
- 家具
- 着物
- 腕時計
- カメラ
- 電化製品
- ブランド品
- ゴルフ用品
- 貴金属・宝石
このような物は、定番で売れる物になります。それぞれ詳細を解説していきます。
車
車も『家・土地』と同じように、相続財産の一つになります。
亡くなった人が所有者だった場合、相続人が車を相続することになります。その後は相続人が乗ることもできますし、売ることもできます。
- 年式が新しい
- 走行距離が少ない
このようなものが、高く売れる傾向にあります。
逆に古くて走行距離が多い車でも、ショップによっては『最低買取り保証金額〇万円』といったように、車であれば絶対に買取ってくれるところもあります。
楽器
楽器は売れる定番の品です。
- ギター
- ベース
- ドラム
- サックス
- キーボード
- バイオリン
- トランペット
- エレクトーン
- 電子ピアノ
- グランドピアノ
- アップライトピアノ、の3種類。
ヤマハ・カワイなどの国内メーカーの物は、売れる可能性が非常に高い。特にヤマハのスリーペダルだと、高額になる可能性大。
楽器は高額になることが多いので、形見として残さないなら売るのもいいかと思います。
家具
家具は定番に売れますが、
- 汚い物
- 傷のあるもの
- 壊れている物
このような物は、売れない可能性もあります。
また組み立て式タイプはもともとが安価のため、リサイクルショップなどでも数百円くらいになる程度です。
- 家具は場所を占領します。売れたら整理もできて、一石二鳥といった感じでしょうか。
- カッシーナ
- B&B イタリア
- モルテーニ
- ポラダ
- ナツッジ…など。
- カリモク
- マスターウォール
- ウニコ
- モモ・ナチュラル
- 飛騨産業…など。
このような物は高額になりやすいです。
ソファ・ベットは体と接地する面積が広いので、ブランド物でない中古品は買取り査定が厳しめ。
着物
着物の価値は、分からない人が多いかと思います。
着物の値段はとても幅が広く売れる物もあれば、普段着として使っていた物(化学繊維・ウール)は値段がつかない場合もあります。
- 有名な作家が作ったような物は、古い物であっても売れることもあります。
- 西陣織
- 友禅染
- 大島紬
その他にも、かんざし・扇子など、小物類も売れる場合があります。
腕時計
- 人気がある
- ブランドのもの
- プレミアのあるもの
- ROREX(ロレックス)
- OMEGA(オメガ)
- TAG Heuer(タグホイヤー)
- HUBLOT(ウブロ)
- SEIKO(セイコー)
- CASIO(カシオ)…など。
このような物は高額になりますし、腕時計は常に安定して売れます。上記以外のノーブランドの物でも、リサイクルショップなどで買い取ってもらえることもあります。
少しでも高額で売りたいなら、できるだけ多くのところで査定をして、適正価格を把握してから売るのがおすすめです。
カメラ
カメラは国内外に多くの愛好家がおり、需要があります。デジタルカメラが普及してる現代だからこそ、昔のカメラに人気があったりします。
- 中判カメラ
- 大判カメラ
- 二眼レフカメラ
- アンティークカメラ
このような物は、高額で売れたりします。
手で持つグリップ樹脂の部分が、劣化によりベタベタしていると安価になりますが、専用ケースに入っていれば状態もいいかもしれません。
素人には価値がある物なのか一見分からないと思うので、まずは専門業者に査定してもらうのをおすすめします。
その他にも、レンズ・三脚・ケースなども一緒に売ることができます。
電化製品
まず使用できることが大前提です。動かない物は売れません。※リサイクルショップで、ジャンク品として売れることも。
- 状態が良い
- 人気メーカー
- 製造年数が新しい
家庭にある上記の電化製品は、全て需要があります。傷がなく美品・付属品が揃っている・箱がある、このような物は、査定のプラス要素になります。
【 注意 】
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
この4品目は、年式によっては売ることができないどころか、処分するのに逆に費用が発生することになります。法律によって定められた規則になるので、リサイクル家電の処分は注意が必要
またパソコン・スマホも売れます。
- iPhone
- iPad
- Mac book
これらApple製品は、古くても高額になりやすいです。
ブランド品
すべてのジャンルにいえることですが、ブランド品は常に人気があります。
- 靴
- 洋服
- 財布
- お酒
- バッグ…など。
未使用品・美品であれば、需要があり高額で売れる可能性があるので、各専門業者に査定依頼するのをおすすめします。
ゴルフ用品
ゴルフクラブは接待などで必要な人が、新品で買うには高額のため中古市場も人気があるジャンルになります。他にもウェア・バックなども同様です。
- テーラーメイド
- ブリヂストンゴルフ
- キャロウェイゴルフ
- タイトリスト
- ダンロップ
上記のようなブランド製品は、高額になりやすいです。
ゴルフクラブは自分に合うようにカスタマイズして使う人が多いので、できるだけ純正のほうが高評価になります。
ホログラムシール・スペックシールが付いていると、正規品の証明・ブランドの判別になるので、剥がさないようにしてください。
ゴルフ製品もリサイクルショップで安易に売るのではなく、まずは専門業者に査定依頼することをおすすめします。
貴金属・宝石
貴金属・宝石は定番に、しかも高額で売れます。
- 指輪
- ネックレス
- イヤリング
- ピアス
- ブローチ
- ブレスレット
このような、アクセサリー全般になります。金額相場が常に変動するので、高値のときに売るのがポイント。
金製品であれば、どんな物でも絶対に売れるので『貴金属』は売れる物の、王道になります。宝石も有名ブランドの物は、高額で売れます。
- カルティエ
- ティファニー
- ハリ―ウィンストン…など。
- ノーブランドの物でも、使用されている『素材』が査定の対象となります。
ダイヤモンド・サファイア・ルビー・エメラルド、このような宝石は常に需要があります
【 遺品整理業者もビックリ 】実際に高額で売れた物
ここでは、遺品整理業者が実際に売れた物で、驚くほど高額になった物を紹介します。
- 10万円以上で売れた物
- ブリキのおもちゃ
- 魚眼レンズ
- 常滑焼
- 20万円以上で売れた物
- 切手の束
- サックス
- 30万円以上で売れた物
- スピーカー(JBL)
- モトクロスバイク
- 50万円以上で売れた物
- アンプ・配線などの周辺機器
- 新品の無線機・トランシーバー
- 100万円以上で売れた物
- スピーカー(ONKYO)
- 鎧と兜
自分では値段の分からない物も多いかと思うので、簡単に処分するのではなく、専門業者・オークションなどを利用してみるのもいいかもしれませんよ。
亡くなった人の物で意外と売れる物
遺品の中には一見ただの不用品に見えても、驚くほど高額な値段がつく物もあります。
高額にはならないにしても、きちんと買い取ってもらえる物もあります。下記で種類別に紹介します。
紙もの
- 切手
- 地図
- 絵葉書
- 古い葉書
- ポスター
- パンフレット
アイドルのポスターが売れたりする!
骨董品・美術品
骨董品・美術品は、素人だと価値が分かりにくい!
古玩具
- フィギュア
- ブリキ
- ミニカー
- プラモデル
- お菓子のおまけ
プラモデルのコレクションを下取りに出したら、驚くほど高額になったという事例も!
ガラス工芸
- 時代グラス
- 古いガラス製品
- 切子
- 食器
- 花瓶
- 電気の笠
- ランプシェード
- マイセン
- バカラ
普通のグラスに見えても、すごい高額な物かも!
その他
- 工具
- レコード
- 懐中時計
- 大工道具
- 釣具
- 洋酒・日本酒
- 金歯
- 金縁メガネ
純度の高い金歯を使用している人もいるようで、遺族は知らないことが多いようです!
亡くなった人の物を高く売るコツ
労力を惜しまず、手間がかかっても高く売りたい方にコツを紹介します。
どうせ売るなら、少しでも高く売りたい!
高く売るコツ
- 自分で持ち込む
- 見積もりを多くとる
- きれいに掃除してから売る
- 箱・付属品をセットで売る
- ネットオークションで売る
下記で解説していきます。
自分で持ち込む
みなさんはピザの宅配を頼んだことがありますか?おそらく何回かはありますよね?
会社によりサービス内容は異なりますが、宅配を利用せず自分で店まで取りに行くと、1枚タダになる特典もあったりします。
リサイクルショップも出張買取りを行っているところもありますが、その分の人件費・交通費が査定に関係してきます。
- 自分で店に持ち込んだほうが、値段が高くなる傾向にあります。
実際に僕も、ガラステーブルを処分するのに『出張買取りだとNGだけど、持ち込みならOK』と言われ、店に持ち込んで買取ってもらいました。
しかしガソリン代・トラックのレンタル代などが発生するので、その分の計算をしておく必要はあります。
見積もりを多くとる
多くの業者から見積もりをとることで、選択肢を増やすことができます。
- 当たり前ですが1社だけでなく、5社から見積もりをとったほうが高額になる可能性は高くなります。
Webで申し込める『各種専門業者』『まとめて買取るサービス』で、いくつか見積もりをとってみてもいいかもしれません。
いちばん高額になった業者で売ればOK!
きれいに掃除してから売る
これは物を売る際の基本になるんですが、意外とやらない人も多いです。
知り合いの中古自動車販売をしている人が言うには、綺麗に洗車する・しないで、確かに車の印象は変わるそうです。
きれいにしてあることで『きちんとしている』ということがアピールでき、査定額のアップにつながる可能性も出てくるそうです。
遺品を売るときも、少しでもきれいにしたほうが『印象』はよくなるはずですよ。
箱・付属品をセットで売る
箱や付属品・説明書などは、残っていれば査定アップになります。本であれば、カバーや帯などがそうです。
少しでも高く売りたい方は売るときのことも考え、箱は残しておいたほうがいいですよ。
あなたが買う立場になれば、わかるかと思います!
ネットオークションで売る
劣化しないような物・特定のコレクターが多いような物は、ネットオークションで出品したほうが高く売れる傾向にあります。
- 商品の写真をきれいに撮る
- 商品説明を詳しく書く
オークションで高く売るにはコツも必要ですが、リサイクルショップより高額になる可能性が高いです。例えば、ストーブ…。夏よりも寒くなる前のほうが、需要は高くなりますよね?
- 物によっては、売る『時期』も考慮したほうがいいですよ。
- 本
- 人形
- 楽器
- 骨董品
- 腕時計
- プラモデル
- ミニカー
- おもちゃ
- カード類
- ジーンズ、靴
- ゲーム機・ゲームソフト
上記のような場所をとらない物は、少しずつ売ってもいいかもしれません。
『亡くなった人の物を売る』遺品を無駄にしない
亡くなった人の物を売るなら、まずは遺品を無駄にしないことが大事です。
何を売るのか、どんな物が売れやすいのか、ここではそんな役立つ方法を紹介します。
遺品を無駄にしない
- 遺品の分類
- 遺品の見極め
下記で解説していきます。
遺品の分類
遺品整理を自分でやるコツとして『物を分類する』といった作業があります。
具体的には、下記の3つに分けることになります。
- 捨てる物
- 残こす物
- 保留にする物
重要なのは3番目で、処分するか悩む物で『売れるかもしれない…』と感じた物は、別で残しておくといいです。
- 遺品の中には、売れる物がたくさんあります。
あなたにとってはゴミかもしれませんが、欲しいと思っている人はお金を出してでも欲しいと思っています。
価値がある物を、間違って捨てないようにするのが重要!
遺品の見極め
ここでは価値がある物なのか、見極めるポイントを紹介します。
真珠 | 真珠を擦り合わせて、ザラザラした感触があれば本物。 ツルツルとすべる感触であれば、人工的に作られた偽物の可能性が高い。 |
絵画 | 表面に凹凸がなければ、コピー商品。絵画の下や裏に作者のサインがあれば、高価な物かも。 版画の場合『1/100』このような数字があれば版画枚数を示す物であり、高価な可能性が高い。 |
骨董品 | 骨董品が入っていた箱が重要。桐であれば高価な可能性が高く、楠木やモミの木であれば安価の可能性が高い。作家の名前が、箱に書かれているかもポイント。 箱の上や横でなく、下に書かれていれば高価な可能性。紐がかけられていた箱も同様。 |
掛け軸 | 匂いを嗅いでみて墨の匂いがすれば、高価な可能性。表面に凹凸がなければ、コピー商品。 掛け軸の軸先の素材が、象牙・木・塗り物であれば、高価な可能性。プラスチックであれば、安価の可能性が高い。 |
陶器・食器 | 歪みと光沢が重要。歪みがない物は機械による生産品。光沢が均一できれいすぎる物も、年月が浅い可能性。 |
ブランド品 | 製造番号やシリアルナンバーがあるかを確認。フォントや位置が違うものは偽物。 バックの偽物などは、ボタンの形・色が違うことが多い。 |
洋服・着物 | 洋服や着物の価値は、ブランド名と保存状態で決まる。 着物は生地が、柔らかい・ずっしりとした感触、このような物は価値があるかも。 古い物・作家の物は、高価な可能性が高い。 |
プラモデル | 説明書・付属品・未開封の物が前提。 ガンダムやスターウォーズ、鉄道模型は高額になる可能性。特にガンダムはプレミアがついている物もあり、1つで数万円位なる物も。 |
ダイヤモンド | 本物のダイヤモンドは熱を逃がす性質があるので、息を吹きかけたらすぐに曇りが消える。数秒曇ったままであれば、偽物の可能性が高い。 本物は屈折率が高いので、本の上に置いたら文字が読めない。 |
亡くなった人の物を売る際の注意点
亡くなった人の物を売るときには、注意点もあります。後から大きなトラブルに発展しかねないので、気をつけるポイントを紹介します。
亡くなった人の物を売る注意点
- 親族と相談
- 遺言書の内容に注意
- 税金がかかる可能性
下記で解説していきます。
親族と相談
相談というのはシンプルですが、すごく重要なことです。
まず亡くなった人の物を『処分・売る』これらをする場合、きちんと法定相続人の許可を取らないといけません。これは、法律で決められていることです。
法定相続でない人が黙ってこのようなことをした場合、相手から控訴されてしまうこともあり得ます。
【 法定相続人とは 】
亡くなった人の財産を相続できる人のこと。
法定相続人の順位
- 配偶者
- 子供
- 両親
- 兄弟姉妹
※遺言書がある場合は、法定相続人でない場合も。
- 亡くなった人の物は『遺品』という扱いになり、これらは全て財産になります。
財産は法定相続人が相続するので、もしも遺品の中に価値ある物があり許可なく処分してしまうと、相続人とトラブルになります。事前の相談は、とても大事になってきます。
【 注意ポイント 】
しかし遺品を売ってしまうと『遺産相続した』と判断されてしまい、借金も背負わされ支払う義務が発生します。
亡くなった人に借金があった場合、あなたが法定相続人であっても『遺産放棄』をすれば返済義務はなくなります。
遺言書の内容に注意
法律で定められたようにきちんと書かれた遺言書であれば、ちゃんと法的な効力を持つことになります。
つまり『遺品を全て処分する』と書かれていた場合、遺族は売ることが『原則できない』ということになります。
遺言書が理不尽な内容で、相続人全員が別の方法を希望する場合は、遺言書が無効になるケースもあります。
遺言書は亡くなった人の『最後の主張』になるので、内容は最も尊重されることになります。
遺言書の有無は、重要なポイント!
税金がかかる可能性
亡くなった人の物を売って得たお金は『譲渡所得』として、所得税と住民税がかかることになります。
【 注意ポイント 】
亡くなった人の物を売るということは、あなたが遺品をきちんと相続してからの話です。誰が相続するのか決まっていない段階で勝手に売ってしまうのは『賠償問題』になります。
勝手に売ることはできないので、注意してください。
譲渡所得として税金がかかるケースには、いろいろな条件が必要になってきます。ではどのような場合だと税金を払うのか、解説していきます。
- 1品の値段が30万を超える
- 50万円までは控除される
重要になってくるのが、下記の4つの項目。
- 売った物の種類
- 売った物の値段
- 地金の場合
- 売った物のトータルの値段
売った物の種類【 日常品 】
日常品のことを『生活用動産』といい、これは生きていくための物という分類になります。
- 一般的な家具・家電
- 一般的な衣類・小物
- 通勤用の自転車・車
このような生活用動産は売っても、得たお金に税金はかかりません。※通勤用の車を売って仮に数百万円になっても、課税の対象とならない可能性も。
一般的に必要な物が、生活用動産!
しかし生活用動産の分類の物でも、ものすごく高級品になると話は変わってきます。
- 数百万円の家具
- 数十万円のバッグ
- 数千万円のフェラーリ
- このような物は『贅沢品』になるため、課税の対象となることがあります。
売った物の種類【 娯楽品 】
売ろうとしている物が娯楽品になると、売った値段によって課税の対象となります。娯楽品とは文字通り、生きるためには必要な物ではない分類になります。
- 宝石
- 貴金属
- 趣味の物
- 骨董品・絵画
このような物は娯楽品になるため、1品の売った値段が30万円以下の場合は税金はかかりませんが、超える場合は課税の対象となります。
地金の場合
- 金貨
- プラチナ
- 金の延べ棒
このような物は売った値段に関係なく、課税の対象となります。
例えば金でも『指輪・アクセサリー』は娯楽品になるので、30万円以下の場合は税金はかかりません。同じ金でも扱いが違うの注意が必要です。
売った物のトータルの値段
税金の世界には『控除』という制度があります。亡くなった人の物の売却には『譲渡所得の特別控除』といったものがあります。
控除される金額は、売った物の所得合計が50万円までになります。つまり50万円までは譲渡所得の特別控除になるので、税金はかかりません。
上記の内容と合わせると、下記のようになります。
【 指輪が70万円で売れた場合 】
指輪は『娯楽品』になるので、30万円以下の場合は税金はかからない。
70万円-30万円=40万円
譲渡所得の特別控除は50万円までなので、税金はかからない。
【 指輪が70万円+宝石が60万円で場合 】
指輪・宝石は『娯楽品』になるので、30万円以下の場合は税金はかからない。
70万円-30万円=40万円
60万円-30万円=30万円
譲渡所得の特別控除は50万円までなので
40万円+30万円-50万円=20万円
課税対象は20万円になる。もし税率が20%であれば、20万円×20%=4万円。
亡くなった人の物で売れにくいのは?
亡くなった人の物の中には当初は高くても、現在だとほぼ値段がつかないような物も多くあります。
代表的によく言われる品を紹介します。
値段がつきにくい物
- 着物
- 化粧台
- 桐たんす
- 毛皮コート
- プラズマテレビ
上記の品は、当時の購入価格を気にしすぎるのはやめたほうがいいです。勿体ない思考になると、一生置いとくことになるので、諦めも大事。
例えばプラズマテレビ…、発売当初かなり高額でしたが、現在だと売ることもできず逆に処分するのに費用が発生します。※家電リサイクル法
もし無料で引き取ってもらえる所があったら、ラッキーなくらいです。このように亡くなった人の物はすべて売れる訳でなく、処分に困る物も出てきます。